第15話 悔いなき人生

 璃子の白い細い指が真浦の鋼のアレに伸びた。

 屹立した先端を指でこわごわとつつく。


「噛みつきゃせんがな、ぐいと握らんかいっ!」


 真浦が璃子の手をつかんで強引にそれを握らせる。

 少女の白い指がその感触を確かめるように上下する。

 真浦のそれが一段と硬度を増し太くみなぎる。


「……熱い。生きてる…息づいてる」


「当たり前や。ここが男のエネルギーの源や」


 真浦は璃子のベッドに上がりこむと、少女の眼前にそれを突きつけた。


「味わってみるか?」


「うん」


 返事とともに璃子が真浦の先端をくわえた。


「舌で裏筋を舐めるんや。う…うまいやないか」


 璃子の舌が先端から根本に降りてきた。フグリの部分も舐め回し口に含む。


「こ…こりゃたまらん」


 真浦はずり下がり、璃子のパジャマの下に手をかけた。

 璃子がその手を押さえて若干の抵抗を示す。


「男を知らぬまま旅立ってもいいんか? 悔いが残るで」


 その一言で璃子の弱々しい抵抗が止んだ。

 真浦は璃子のパジャマの下を一気に剝ぎ取った。


「もう、準備はできとるやないか」


 光沢のある白い綿サテンのショーツはすでにぐっしょりと濡れ、オネショのような染みをつくっていた。




第16話につづく






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