『52』 犯人はこの店の外にいる!!

        1つ前のページ⤴『0』



「犯人はこの店の外にいる!!」


 俺は高らかにそう叫んだ。


「あ、そ。なら、探しに行ってきなさいよ、探偵さん」


 門崎さんはぴしゃりと冷たい眼差し。

 俺は店を飛び出した。


 近くの桜が見える公園も探した。

 その向こうに高校が見えたが、まさか学生が犯人なんてことはないだろう。


「くそ、どこだ。店の外に犯人がいるはずなんだ!」

 探偵のカンであった。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る