概要
「 まあ、流行りだからじゃない? 」
・・そりゃ、そうですよね。
本編は、それ以前の『 部分 』に存在する根底を検証してみました。
「 別にそんなん、持ち上げなくてイイよ? 」
・・ですよね?
しかし、あえて申し上げます。
炎上覚悟で、ホンキで参ります。
ご清聴、お願い申し上げます・・・
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!耳が痛い。でも、痛いと思える自分でよかった。
これは、いわゆる【異世界ファンタジー】という、商業的なシステムに組み込まれた、或いは組み込まれる事を望んでいる若き才能への叱責であり、文学、文芸が今後どんどんやせ細っていく事への懸念、そして、それらの軌道修正を真摯に願う、読み書きが大好きな一人の人間の願いでありましょう。
例えば、ものすごくマイナーな工芸のジャンルがあったとして、その作家達は、作家同士のプライドを以って他人の作品を鑑賞し、そこで、「オレもコイツに負けないモノを作り上げるんだ」と発奮する。そして、そんなプライドのぶつかり合い、また、自分たちの価値観の中でのより高みを目指そうという切磋琢磨が、多くの人に知られる事なく、マグマの…続きを読む - ★★★ Excellent!!!お見事
最高でした。
私の胸のモヤモヤを透いてくれる指摘。
全てのラベノ作者には当てはまらないけど、彼らの多くは「承認欲求」が強すぎて読者が「???」になるか仲間内で褒め称えるしかない現状。
もっとも、自分以外『尊敬の念』がない現在に置いて彼らからすれば自分の書く小説よりも現実のほうがもっと辛いわりに幸せにもなれずつまらない人生なのでしょう。
(そういう人生こそつまらないのですが)
自分も自責の念をもって、これからいろいろ書いていこうと思います。
ちなみに、未だ現在、自分の書いている小説のジャンルがわかりません。
(仮に「ハードボイルド風チャンバラアクション」とは名乗っておりますが) - ★★★ Excellent!!!読むべきとは言わないけれど、このままでいいの?
ここでは最近流行りの異世界モノについて、作者の忌憚ない意見が述べられています。有り体に言えば、警鐘が投げかけられていると言えるでしょう。
先に申し上げておけば、私は異世界モノが大好きです。なぜならある程度のフォーマットを基に、作者が独自な設定やキャラクターを演出しやすくなっているため物語をつくりやすくなっているから。そのためランキングでは回転率の恐ろしく早い様々なアイディアが、蟲毒の壺とはかくやといった具合に溢れかえっています。
アイディアが面白ければ数話しか投稿してなくても驚くほどファンがつく。そのことが現在のラノベ業界を表しているいるのでしょう。
ですがそれによって見落とされるこ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!痛快! こういう警鐘を待っていた!!
もう、ね。最初からバッサバッサと斬ってく様がね、まず痛快なわけよ。
異世界モノ? 俺は読まないしここまで跋扈してる状況も憂いていたし、筆者が慇懃な口調でぶった切る度に「よくぞ言ってくれた!」と興奮したし、終盤の「後世のため」というくだりは首の骨が折れるぞって勢いで頷いてたぜ。
もちろん、筆者の意見に全て同意するわけではないけれど(世界観を創り上げる上では本篇に登場しない設定も必要かと、等)、もうね、「コロナでヒマだから小説書き始めました」って人でてっとり早く異世界モノに手を染めてしまった哀れな方は今すぐこれを読んで出直してこい! とすら、俺は言いたい。
途中で筆者も書いてらっしゃるけど…続きを読む - ★★★ Excellent!!!調子に乗っている異世界転生ものの作者に顔へ擦り付けてでも見せたい創作論
異世界転生転移ものを書く書き手に対して思う最大の汚点は、評価されやすいからという環境にあぐらをかいて慢心すること。
慢心は向上心を奪い、それでも読まれるので作者は勘違いしその一人一人の積み重ねが界隈全体を停滞させて行くのだと思います。
異世界転生は書きやすさだけで言えば本当にトップレベルですから、書き手をそうさせてしまう麻薬みたいものがありますから悲しいけどしょうがないのかなと改めて思いました。
本作品は異世界転生を描いた作品の不特定多数に対して、どこがどう悪いのか、指摘が細かく書いてあるので非常に分かりやすいです。
異世界転生ものを惰性で書いている人ならどこがどう見られるているのか簡潔に…続きを読む