概要

殺される……と思ったら一緒におにぎりを食べる事になりました。何でだ
 夢魔、アリーシャは王都の地下水道で暮らしていた。
 人間たちに見つからないよう、細々と食い繋ぐ日々。飢えに悩まされ始めたある日、彼女は人間の男に見つかってしまう。
 フリードレッグ。勇者候補である彼は、底辺夢魔であるアリーシャには万に一つも勝ち目のない相手だった。
 死を覚悟するアリーシャ。その覚悟をかき乱す、情けない腹の虫の音。
「……お前、腹が減っているのか?」

 その日、底辺夢魔と勇者候補は歪な約束をかわす。
 夢魔としてフリードレッグの夢から精を吸い出し、代わりにフリードレッグの作ったおにぎりを食べて飢えをしのぐ日々。
 いったい何のために夢から精を吸わせるのか。そのたびに彼が見ているであろう〝悪夢〟とは。
 何一つ分からないまま、アリーシャは彼の要求に従い続けた。

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  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
  • 完結済14
  • 25,114文字
  • 更新

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