概要
継ぎ接ぎだらけの生活
かなりお試し中の作品を中心に掲載。
ですので、作品に統一性はありません。まさにパッチワークのような継ぎ接ぎ感が出ればいいのですが、さて、さて、さて……
ですので、作品に統一性はありません。まさにパッチワークのような継ぎ接ぎ感が出ればいいのですが、さて、さて、さて……
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!蛮性と抒情、時間と人類
全体を通して、石原慎太郎『わが人生の時の時』を彷彿とさせる、無意識過剰と乾いたユーモア、そして死の観念が横溢しています。
たとえばこのレビューの執筆時の最新作である「さよならフォルマッジョ」では、「戸棚のなかには古く硬くなりはじめた/フランスパンに安いチリ産のワイン」という詩句と、「あの映画、朝日会館のアジア映画祭で観た/映画のタイトル、わすれたから、教えてくれ」という詩句が、ごく平然とつなげられています(もちろん肝心なのはその〈つなげられよう〉なのですが、それは実際に読んでみてのお楽しみということでお願いします)。
とはいえ、上記の石原の美質が蛮性と抒情のコンクリフトに求められるとすれば、…続きを読む