概要

そのてあし、そのからだ、紡ぐ巣の文様よ
 人と人ならざるものが紡ぐ、三つの恋愛譚。

「ついのてあし」
 風景画を好む浮世絵師:タキイチは、北の奥にあるという伽藍の噂を聞き、好きに絵を描く気ままな一人旅に出る。
 旅に出てしばらく。うっかり山登りの途中で夜を迎えてしまったタキイチが目覚めると、その命は怪物に囚われ、風前の灯となっていた。

「みおとかぐわひ」
 感じることは、遊女の恥。であるにも関わらず、ぬくもりを求め、人に寄ってしまう遊女:藤花。顔はよいが変わり者の遊女が集うとある局見世の一員であった。
 ある日、仲間の一人が高熱をだし、藤花は冷たい水をくむために井戸に向かう。
 昔、身ごもった遊女が身投げして、その赤子が化けて出るという井戸に――。

「からとんぼ」
 どこから来たかもわからない。快い快男子にして怪力の偉丈夫…続きを読む
  • 性描写有り
  • 連載中17
  • 52,910文字
  • 更新
  • @MurokiShiba

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