第11話  顔が命。

 「飾りはいいとして、揃いも揃ってなんで両目なんだね。鼻や口まで付いているものまであるじゃないか。どうせ、これも飾りなんだろ」

 「それとはまた違うらしいです」

 「どういうこと?」

 「専門家達に言わせると、巨大ロボットの顔を美形にするのは業界の鉄則とのことです」

 「なんだか、理解し難い見解だな」


 「ほら~巨大ロボットは顔が命って言うじゃないですか」

 「そんな言葉知らねえよ!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る