第38話 侵略者からのメッセージ。

 「自爆っていってもそんなに凄い被害が出るわけじゃないんだろ?」

 「計算によると、侵略地の地表三分の一を吹き飛ばす規模だそうです」

 「たかが、巨大ロボット一機分の爆発でそんな威力になるんだよって、そもそも自爆ボタンなんて、なんで付けたんだよ」

 「爆発の規模に関しては使用しているエネルギー源が原因だそうで、一応クリーンエネルギーなので公害は一切発生しないとのことです。それと自爆ボタン については追い詰められた時の万が一の措置がそうです」

 「事情はわかったが、こんなことになったんだ。他国の首相からクレームが殺到するだろうな」

 「仰られている側からクレームで回線がパンクしています」


 「ったく、こっちからの支援は散々渋ったくせに、こういったことは手早いな」

 「待ってください。侵略者からもメッセージが届いています。『こちらが提示する条件を飲んでくれれば地球から撤退してもいい』とのことです」

 「どんな条件だ?」

 「『巨大ロボットを一体くれ』とのことです」

 「どんな条件だよ!」

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