第3話  国民決戦投票。

 「こんな意見ばかりじゃ、いったいなんの為に国民の意見を聞いたのかわからないな」

 「ほんとですね」


 「早急な決断が必要とされているというのにまったく仕方ない、ここは危ないミサイルとは違うミサイルにするか。他国も大半はミサイルにしているようだし」

 「しかし、総理、それだとまた国民の意見を無視したとして、非難されてしまいますよ」

 「なら、どうしろっていうんだ?」


 「ここは国民決戦投票を行いましょう」

 「どの意見とだね」

 「巨大ロボットと美少女です。投票は前回のように持ち戻りが無いようインターネットにすれば問題無いかと思います」

 「極端過ぎだろ!」

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