敵はクラスメイト全員!? 仲間すら判らないチーム対抗デスゲームが始まる
閉鎖された館の中で、クラスメイトとのデスゲームが始まる――
星光高校2年4組の32人は『GM』と称する謎の声により『汝、隣人を愛せよ』というチーム対抗のテーブルトークRPGを強制実行させられる。
☆ルール☆
対象は【A村】【B村】と分けられ、各人は下記の役職を負う。
【魔女】:1晩に1人呪い殺す
【信者】:魔女を信奉する
【占い師】:1晩に1人、魔女であるか判定する
【霊能力者】:処刑で死んだ人間が魔女であるか判定する
【守護騎士】:魔女の呪いから対象を守る
【呪人間】:死んだら同じ村の人を道連れにするが、占われるとショックで1人だけ死ぬ。
【村長】:1晩に1人、村の所属を見分けられる
【内通者】相手村のスパイ
【反射魔導師】自らの身を犠牲にして魔女を道連れする。但し占われると効果を無くす。
【GM】全てを把握し、脱落手段は処刑選択のみ
【村人】無能力
毎日15分間議論し、多数決により1人を処刑する。
ゲームの終了条件は以下の通り。
①魔女・信者・GM以外の相手村全滅
②相手村の魔女全滅
③GMの脱落時、村人数が多い方が勝ち
しかし、これはただのテーブルトークRPGではなかった。
呪われれば、処刑されれば、本当に――死ぬのだ。
突然巻き込まれた命がけのゲームに、少年少女たちは生き残りを掛けて戦っていく。