概要
タイトルに込められたメッセージ、あなたは気が付けますか?
何でも出来ることをコンプレックスに思う男子高校生の僕、遠山英時
身体に秘密を抱えた一人称が「ボク」の女子高校生、鈴原佑香
二人が出会ったのは駅のホーム下、線路上
そこで彼女は彼にこう告げた
「君の命、ボクにちょうだい」
そんな言葉から始まる、僕とボクの物語
これはただの恋の物語ではありません
――あなたはこの言葉の意味を、最後まで読んだら理解するでしょう
※ミステリージャンルで投稿している短編小説「ぼく」をベースに書いた作品の為、オチが当作品のネタバレになっておりますので、読まれる方はご注意くださいませ
身体に秘密を抱えた一人称が「ボク」の女子高校生、鈴原佑香
二人が出会ったのは駅のホーム下、線路上
そこで彼女は彼にこう告げた
「君の命、ボクにちょうだい」
そんな言葉から始まる、僕とボクの物語
これはただの恋の物語ではありません
――あなたはこの言葉の意味を、最後まで読んだら理解するでしょう
※ミステリージャンルで投稿している短編小説「ぼく」をベースに書いた作品の為、オチが当作品のネタバレになっておりますので、読まれる方はご注意くださいませ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!生きるとは何だろうか。これは僕とボクの擦れ違った恋物語。
恋愛小説です。
男性視点と女視点の双方の心情がわかる構成です。
学園恋愛物語で進行しますが、凄まじい展開をしていきます。私はメンタル豆腐なので読むんでいる最中に心が痛くなるシーンもありました。それほどまでストーリーに入り込めるリアルな世界観だったと言えます。
20万字と言う文字数を一気読みさせてしまうストーリー。
どうなる?どうなるの?!っと読書意欲を逆撫でする構成と文筆力は勢いにのって読み進めてしまいます。
大変で辛い場面も、どう解決していくのだろう。楽しく幸せな場面も先を読み進めたくなる衝動に駆られました。
ただ……最後の幕引き。
それは読んだ貴方にし理解できない気持ちになるで…続きを読む - ★★★ Excellent!!!恋の激流に飛び込むご用意を。
運命の人と出会う場所と言えば、何処が思い浮かぶでしょうか。
通学路の曲がり角? 通勤途中の駅のホーム? 合コン会場?
この物語では電車が迫る線路の上です。
この出合い方が『僕』と『ボク』、二人に巻き起こる波乱を予感させている様です。
本当に相手を想うが故に降りかかる、様々な困難。
二人の間に起こるすれ違いを、とある事件の真相や過去の記憶と言った謎と共に描いていく、切なくもスリリングなストーリー。
穏やかな野原から激流荒れ狂う谷底へと誘う様な、予測出来ない展開に刮目しつつ、あらゆる障害を乗り越えて『約束』を果たそうとする主人公の姿を是非見て下さい。