概要
【完結】想定する読者、おれひとり。六階のベランダの夜の私小説。
※第100夜にて、完結。
このご時世に、絶対に流行らない純文学などというものをやってみようと思う。それも、誰一人読みやしない、私小説というやつを。
200字詰めで、1日3枚。基礎トレーニングのつもりで、毎日書く。2日で6枚、10日で30枚。ひと月続けばだいたい100枚。さて、何日つづくだろうか。
でもつまらない自意識で投稿はする。
どうして600字なのか。それはグールドの多重録音みたいなものだ。気負わず、筆力を発揮できる、最大瞬間風速。その限界が600字。
毎日夜のベランダで書いて、午前零時ごろ公開。このボトルメールが、いつか何者かになった日の僕に、届けばいいと思う。
このご時世に、絶対に流行らない純文学などというものをやってみようと思う。それも、誰一人読みやしない、私小説というやつを。
200字詰めで、1日3枚。基礎トレーニングのつもりで、毎日書く。2日で6枚、10日で30枚。ひと月続けばだいたい100枚。さて、何日つづくだろうか。
でもつまらない自意識で投稿はする。
どうして600字なのか。それはグールドの多重録音みたいなものだ。気負わず、筆力を発揮できる、最大瞬間風速。その限界が600字。
毎日夜のベランダで書いて、午前零時ごろ公開。このボトルメールが、いつか何者かになった日の僕に、届けばいいと思う。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!煙草の煙と共に、彼方の空を見上げる、青年の話。
(*追伸)
この男、勝手で わがままにつき。
いつ、何処にでも 行ってしまいそうで
ずっと、此処に 籠っていそうで
掴み切れない 現代に 迷い込んでしまった男。
時代錯誤で、郷愁病で、ナルシストで、
ロマンチストで、煙草吸い過ぎで、
いつまでも 影を 追い続けていて、透明で。
ハードボイルドを 気取っているけど、中身は少し半熟。
そんな人だから、愛されても 気づかない。
ここを楽しみに待ってるファンが 大勢いるみたい、だよ。
私小説といいながら、ここにいるあなたは本当のあなたなの。
きっと、君にも わからないのかもね。
雨降り予報が告げられると、雨の詩を詠む こどもになる。
素…続きを読む