時に静謐に、時に荒々しく綴られる『過去からのボトルメール』。著者の生活の内に抱いた抒情が美しく、一日、また一日と書き散らされる。そのベランダで書かれる最後の話まで、私は読んでいたい。
一気読みしたぜ。斜に構えてるひねくれたダーティな感じの男が目に浮かぶ。ダーティはそのままの意味じゃない。タバコ好きな悪役のような男のフィルターを通さない素直な感覚が病みつきになりそうだ。…続きを読む
夜風の吹くベランダで、1人佇む青年の姿が見えてくるような作品。純文学も私小説もあまり詳しくないですが、この夜の空気感になぜが惹かれます。何か劇的な出来事や事件が起こるわけではないですが、心に刺さ…続きを読む
他に言うべき事が見つかりません。
百夜完走おめでとうございます。ネットで読むには程よい長さで、かつときたま文学する感じが好きでした。これを期にみんな私小説を書く流れにならないかな、ならないか。短文で、気軽に文学できるはやりがきま…続きを読む
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