このご時世に、絶対に流行らない純文学などというものをやってみようと思う。それも、誰一人読みやしない、私小説というやつを。

作者 悠月

私小説であれば、文豪の匂いを感じさせるもの

  • ★★★ Excellent!!!

一気読みしたぜ。
斜に構えてるひねくれたダーティな感じの男が目に浮かぶ。
ダーティはそのままの意味じゃない。

タバコ好きな悪役のような男のフィルターを通さない素直な感覚が病みつきになりそうだ。

これは日記でもあり、私小説でもある。
心では『復讐』という単語を使い、底では『憧れ・願い』といったものが見え隠れする。

燃え尽きた灰というイメージを感じさせる内容。
だが、それは落ちる前に吸い込むことで一瞬赤く熱帯びた色を示す。

詩人でもあり、文学者でもある。

この男をカッコいいと思った。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

その他のおすすめレビュー

★★★ Excellent!!!

 私小説的なものを書きたいと思ったこともある。淡々と、ちょっと感じたことを、徒然と語る小説。誰も得しない小説を、だ。
 この作品の著者はズルい。『想定読者は自分一人』と言いながら、文章の中で語りかけ… 続きを読む

ハギわらさんの他のおすすめレビュー 201