静かに流れる日常を淡々と描く。それだけと言われればそうだが、これが出来る人間がどれほどいるだろうか?ググッと引き寄せられる文体。読んでいて心地いい。
短編メインで色々読んだり書いてみてます。 更新頻度は遅め。 「読み返して面白い小説を」を目指して奮闘中。 どれを読んだら私の芸風が分かるのか、私にも不明です。…
時に静謐に、時に荒々しく綴られる『過去からのボトルメール』。著者の生活の内に抱いた抒情が美しく、一日、また一日と書き散らされる。そのベランダで書かれる最後の話まで、私は読んでいたい。
最初は少し覗いてみるだけのつもりだったのに。静かな文体にいつの間にか次のページを捲っている。
夜風の吹くベランダで、1人佇む青年の姿が見えてくるような作品。純文学も私小説もあまり詳しくないですが、この夜の空気感になぜが惹かれます。何か劇的な出来事や事件が起こるわけではないですが、心に刺さ…続きを読む
他に言うべき事が見つかりません。
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