最初は少し覗いてみるだけのつもりだったのに。静かな文体にいつの間にか次のページを捲っている。
とにかく引き込まれるんです。引き込まれて、感情移入してしまう。読んでいる間、読者はこの私小説の主人公になる。だからある意味読者が「おれひとり」というのは事実なんですよね。素敵です。
読む価値はあると、僕は思う。こんな小説、僕は今まで読んだことが無かったけれども、どこかで知ったような感慨に浸ってしまった。素晴らしい作品だと思います。
静かな音楽を聞いているように、人の思いが流れ込んでくる感じが心地いい。けっこう好きかも……そう思いました。溜まった頃に時々読みにきます^^
百夜完走おめでとうございます。ネットで読むには程よい長さで、かつときたま文学する感じが好きでした。これを期にみんな私小説を書く流れにならないかな、ならないか。短文で、気軽に文学できるはやりがきま…続きを読む
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