鹽夜亮

序章のみ 異世界で出会った魔女をいじめると魔女のMPが回復する話

少しずつ沈んでいっている島・アトランティスにまつわるショートストーリーです。

静かな狂宴へと、ようこそ。

時は戦国の世。 信州・戸隠の里で最強の忍びである龍影（りゅうえい）は、自身に次ぐ手練れの弟分・百鬼丸（ひゃっきまる）と幻王丸（げんおうまる）を連れ、野心を胸に抜け忍となる。 …

桜にまつわるショートストーリーを集めた短編集です。 ほかのサイトにも投稿しています。 Amazonからオンデマンド＆電子書籍が発売中です。

いまや個人レベルで電子書籍や紙書籍のプリントオンデマンド（POD）の出版が可能となったことは、おそらく多くの方がごぞんじだと思います。 このエッセイではいわゆるセルフ出版について…

詩集です。 「ある世界主義者の憂鬱」「路地裏のペトラルカ」に続く三つ目の詩集になります。 ここではその二作とは違う方向性のものを投稿してみたいと思います。

存在にまつわる鼎談です。 作者不詳「堤中納言物語」からのインスピレーションです。 ＜登場人物＞ ■MC 堤中納言（つつみちゅうなごん） ■パネラー 虫めづる姫君 桜手…

世にもくだらない三文小説の数々です。

それは悪夢にも似た、神秘の話。 私が冬に体験した、蜃気楼の話。

・即興 →ふと思いついたことを書く ・速筆 →思いついたままさっさと書く ・物語風味 →結果内容は意味不明なものになる可能性大

タイトルの通り、日常を過ごす中でふと思ったことを言葉に表してみる。内容は散らかっていて一切まとまりのないものとなっているが、「そのまま言葉に表す」とはそういうことである。

新型ウィルス蔓延で潜在患者数が増加傾向にあると言われる摂食障害。 『アノレキシアの百合』は、新型ウィルスが蔓延する前の平成後期を舞台にした物語です。 衣食住に何不自由ない若者を蝕…

彼が、私の記憶に眠っています。 きっと、両親の心にも眠っています。 毎日手を合わせて、彼に綺麗な水を捧げています。 海水じゃ、少し塩っぱいのです。 私たちの涙じゃ、少し塩っぱいの…

　仕事がうまく行かなくて趣味も楽しめなくなっている、社会人のすみれ。自分に自信がないすみれはある日、直上の上司から「飲み」に誘われる。 　誘われたお店は、まさかのコーヒー屋だった…

詩集です。 「ダークファンタジー」「光の園」「ガラスの要塞」「吠える警報機」「行進曲」「遠い空の向こうに」「スーサイド・スケルツォ」「太陽と吟遊詩人」の八編が収録されています。…

舞台は地獄。 悪魔の少年ダミエルと大魔王アスタロトのなんでもない日常風景です。 ほかのサイトにも投稿しています。

かつてカクヨム上で自作の俳句・川柳・詩歌などを収録した「夜の歌」を投稿しておりました。 一度アカウントを削除し、再登録した形なのですが、ここでは第１期カクヨム時代に発表した都合３…

脳内で浮かんだ創作キャラクター達の会話を文字に起こしたもの 浮かんだものをなるべくそのまま文字にするので何でもあり。パロディ・メタ発言等々、どんなネタが出て来るかは予測不能

白百合の病。その白く美しく透明な病に罹った、或いは関わった人たちのモノローグ。 奏鳴曲とは、音楽のソナタのことです。 ソナタとは、クラシック音楽に於ける形式のひとつで、ピアノ・…

## 読み方の一例 　「詠歌一覧、昇順」に移動して、一望のもとに読みます。読んでいる際に枕詞や句切れについて知りたくなりましたら、目次（横組み表示の場合は右上）を表示させて通し番…

## 見出し一覧（検索用） ・【衣替え】 ・【夏風】 ・【季節外れのウグイス】 ・【ホトトギス】 ・【ウノハナ】 ・【五月五日】 ・【タチバナ】 ・【新緑の候】 ・【蚊など】 ・…

## まえがき（抄） 　各歌の根は、主に三代集、すなわち『古今和歌集』『後撰和歌集』『拾遺和歌集』です。

死にたい人の午前三時から午前六時の脳内の話です。

透明とは、永久に閉じ込められた幸福の中にしか生きられない、標本化された繊弱な生命体なのか。 それとも、未来に拓かれる幸福を信じて生きる、発展と変化を怖れない強固な人間性の保持なの…

私の考えうるイメージを短編小説として披露します。 いや、瞬間で読める“超短編小説”です。 けれど、３０話しかありません。

僕は土に還りたい。 生まれる前の姿になって、正しい姿で芽吹いて、あの人の希いを受け入れる、優しい花に、なりたいんだ。 ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:* 焼き切…

脳外科のリハビリスタッフとして働く佐々木さんの体験談。 フィクションです。

始まる恋、終わる恋、続いていく恋――。 その一瞬を切り取ってまとめた恋愛短編集。 オムニバスです。

和歌の難しい知識はありません。 吐露するように、美しい響きを三十一音に込めました。 気長に続けていけたらな……。

かなしみや空虚をテーマにした詩を集めてみました。 「光の詩」と対になる詩集。

美大で出会った二人。卒業後、それぞれの道に進み、穏やかな日常を送っていた。 ――その悪夢を見るまでは。 増幅していく悪夢。そして猜疑と憎悪。 果たして、その夢の正体とは？ あな…

月曜日の夕暮れのピアノ教室に、集う雛鳥たちの心の交流。 ♪♪♪モチーフ♪♪♪ 『ワルツイ短調 作品34の2』 フレデリク・フランソワ・ショパン作曲 『アラベスク第１番』 クロ…

煙草と、あの人と、紺青のライター。 曇天に溶ける煙草の煙が、涙の雨を降らせるまでの、少しのお話。

色をテーマにした140字ほどの色鮮やかな物語たち。

父は歌手、母は作曲家という両親の間に生まれた蒼斗は、10年前、父が殺されるところを目の当たりにして以来、人前で歌うことができなくなってしまった。現在は友人のバンドへ楽曲提供をする…

高校生の千夏は、祖父の葬式で、隣家の幼なじみでほのかな恋心をいだく功から、祖父がかつて中国で結婚前に異国の人に恋をしたことを聞かされる。祖父の意外な秘密を知ったその夜、葬式に来て…

#通りすがりの歌詠み で呟いた短歌などをまとめました。

その街の花火大会は、毎年最後の３分間が凄い。自分の全てをその「たった３分間」に注ぎ込むような、凄い勢い。 私にも、そんな生き方が出来るだろうか。

夢月七海さんの自主企画「同題異話・２月号」に参加させてもらった作品です。

色彩のみを共通のモチーフとした短編集です。話中では明確に『色』に言及せずとも、読者の脳裏にある一つの色彩を浮かび上がらせる事をテーマとしています。絵画のように視界に訴えかけるよう…

卵の中の赤色を無視できなかった人の話です。

中東で生まれ育った日本人とアラブ人とのハーフの少女「沙羅」。 ある日、武装組織に生まれ育った村が襲われるが、両親が自分の命と引き換えに、沙羅を少年兵として生き延びさせる。 ３年後…

　しがない会社員がとある事情で、日本一として名高い、夢と魔法の王国的なテーマパークにソロ入国を果たす。 　幸せなカップルたちを目の当たりにして、彼のライフはゴリゴリ削られほぼゼロ…

ワイバーン、バジリスク、マーメイド、ケット・シー。 それら『幻獣』、すなわち 『独自の生態系を持ち通常の食物連鎖に組み込まれない――かつ超自然的な力を持つ――生物』 の生態系の調…