とある事情から、日本一有名なテーマパークにひとりでやってきた主人公の修哉。そこで出会ったのは、やはりひとりでやってきたという女の子。舞と名乗った彼女の目的は、どうやら『復讐』らしい。
事情を聞いて復讐を手伝うことにした修哉は、舞にぐるんぐるん振り回されることになるのですが。二人の掛け合いがとにかく面白い。ちょっと気を抜いて読んでいると、ブハッと吹きます。いや、ほんとうに。笑
そして、ラストがとっても素敵。笑いと苦さと、切なさと幸せと。大切なものが、ぎゅーっと、ぐいーっと詰まっています。修哉と舞と、ぜひ一緒に夢と魔法の王国的なこのテーマパークをめぐってみてください。ラストにたどりついたとき、きっと胸があたたかく満たされますよ。