唐突ですが、不定期ノート連載を始めようかと。
というのも最近なんか男性が洋裁とか始めるのが趣味の一つとして認知されてきたようなので、ここは素人ながらも結構長くやってる趣味の一つなので、なにか書いてみようかと思い立ちまして。
で、ゆくゆくはこの辺のことを物語に落とし込めないかと思ってまして、実際に作りながらその作業を記録しておこう、と考えたわけです。
ちなみにわたしは洋服づくりに関してはとくになにか学んだわけでなく、あくまで趣味で作っております。逆に言えば趣味レベルでもこのくらいはできますよ、ということを伝えたいわけです。
さて。さっそく始めましょう。
スタートは何を作ってみたいのか?という動機。
これが一番大事。買えるものなら買ったらいい。でも売ってないから自分で作る。
これは物語を書く動機の一つでもありますね。
そう。自分にしか作れないモノを作りたい!
ということで今回の私の場合は
『なんかコーデュロイ生地のダッフルコートを作りたい!』
と思ったわけです。
さて。何を作りたいか決まったら、次は『洋裁の本』そして『生地』です。
ちなみに婦人ものに比べて男性向けの洋裁の本は少ないです。
まぁ趣味としての絶対値の差ですね。それでも最近は結構出てきているんです。
そもそもなんで洋裁の本を買う必要があるのか?
それは本に『型紙』がついているからです。この手の本には大抵巻末に、折りたたまれた実物大の型紙がついています。言ってみれば設計図ですね。まずはこれが必要です。
本屋さんでパラパラとめくって、目的の形に近いものがあったらそれを買いましょう。シャツひとつ、パンツひとつとっても実にいろいろなサンプルがのってます。
ちなみに今回は『男のコートの本』というのを買いました。もちろんいろんなタイプのコートの作り方が載っています。
次に必要なのはもちろん『生地』。
ぶっちゃけ安くはありません。買った方が安いんじゃね?というものもたくさんあります。
でもね、逆なんです。生地って本来高いものなんです。縫製ってすごく手間暇がかかるものなんです。何千円で買えるということのほうがすごいことなんです。元洋服屋さん勤めからすると、この安さにはどこかにしわ寄せがいってるとしか思えないんです……っと、本道からそれましたね。この辺りのことも作っていくうちにいろいろと感じ取ることになると思います。
で生地です。今回は『コーデュロイ』のグレー色をネットで買いました。
コートなので5.5メートル。メートル当たり1,500円くらい。ほとんど一万円です。足りないのは一番困るので多めに買っておきます。余ってもなんかに使えるので問題ありません。ちなみに本の中に、何メートルぐらい買えばいいか書いてあるので、少し多めに買っておけばいいでしょう。
この後、縫製に使う糸とか、ボタンとか、いろいろありますが、それはまた次回。
ということで今日までの進行はこのくらい。
なんとか完成までは書ききりたいなと思ってます。
あ。カクコン短編もよかったら読んでくださいね!
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ということで今回の成果がこちら ↓
次は型紙をつくっていきます。