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出題者スペシャルインタビューVol.4 『悠木柚さん』

『悠木さん、この度はハーフ&ハーフ4 ご参加ありがとうございました。常連さんとして今回のハーフはいかがでしたか?』

――ハーフ&ハーフといえば年に一度、『いろんな主役の関川さん』が見れる場所だと思っていたんですけど、今回は違っていたので戸惑いました。



『今回もまた独自の路線を突っ走っていただきました。手紙というお題にとらわれすぎない発想が斬新でしたが、悠木さんにとっては平常運転ですよね?』

――はい(笑)



『悠木さんのすごいところは既定路線にとらわれないキャラクターとか設定なのに、ストーリーはちゃんと仕上げてくるところなのかな、なんて思います。そのあたりのコツみたいなものを聞きたい人が多いんじゃないかと』

――最初に向かう場所だけを決めて、そこにずれないようなキャラを出すようにしています。最初にオチを決めてるので途中で何があっても寄せるだけ寄せながら書いています。



『せっかくの悠木さんのインタビューなので、もう少し創作の話も。今回のハーフに限らず、呼吸するように文をつないでいく印象がありますが、自然と書き上げる派でしょうか? それともかなり推敲するタイプですか?』

――本気で書くときはかなり推敲します。企画などのお祭りの場合は瞬発力を重視して思いつきで書いたりもします。



『悠木さんにとってハーフに参加する面白味ってなんでしょう? これはもう個人的に聞いてみたいことでして(笑)』

――関川さんと遊んでる感覚になれることです。



『今回はさらに出題者としてお題パートの手紙も書いていただきました。厳密にはメールでしたが、出題者になった気分はどんなもんでしたか?』

――面白かったです。こんなお題で書けるかっ!みたいなのを考える楽しさがありました。



『かなり変化球のお題になりましたが、どんな返信が来るとか予想はしてましたか? またどんな返信を期待してましたか?』

――全く予想していませんでしたし期待もしていませんでした。題中に幾つか誘導も仕込んだのですが、皆さん惑わされずに書かれておられましたので流石だなと感じました。



『この返信は予想外だけどすげえ、みたいな作品はありましたか?』

――みんな予想の斜め上で、今回は全ての作品が凄かったです。
黒須さんと結音さんはしっかりした文章だし、涼月さんと銀鏡さんは真面目な文章だし、出っぱなしさんはファンタジーだし、霧野さんは真面目に巫山戯てるし、小鳥さんは面白い時代劇風だし、久里琳さんはやけに読ませる文章で、ぷろとぷらすとさんと一帆さんは深く考えさせられる話で、関川さんは言わずもがな。(誰か漏れてたらすみません)



『ロングランで参加している悠木さんに質問。これまでのハーフシリーズの中で、一番書きやすかったシリーズと書きにくかったシリーズは? 二択ラブコメ・メシテロ・ロープレ・レター、どれでした?』

――書きやすかったのは二択ラブコメです。落ち着き先が決めやすくて、書くのに時間がかかりませんでした。
書きにくかったのは飯テロです。基本的に飯テロってジャンルとして嫌いなので、書きながら葛藤がありました(笑)



『最後の質問です。ハーフ&ハーフの楽しいところってどこだと思いますか?』

――今までかかわりのなかった方と交流が生まれる『かも』知れないところです。



『悠木さんは付き合いも長くて、いろいろと気の合う作家さんでして、わたしにとっても特別な作家さんです。これからもたくさんの楽しい作品書いてくださいね! 今回もインタビューご協力ありがとうございました!』

――こちらこそ楽しい企画を、ありがとうございました。

5件のコメント

  • Nice!
  • >こんなお題で書けるかっ!
    本当にこんな感じでした(笑)どう書けと…? ってしばらく悩みましたもの。
    でもあのお題のおかげで、最終回へのはっきりした流れができました。

    悠木さまのインタビュー、なんだかクールでかっこいい……
    デキる仕事人の風格みたいなものを感じます。
  • 👍️いいね!を押すだけ押して仕事してた人です(笑)
    今回もありがとうございました。来年は文字数縛りやNGワードなどがあれば嬉しいです。(例えば、お題『謹賀新年』で1000文字以内、『元旦・お正月・年明け・初詣』がNGワードとか笑)

    いすみん Thank you!
    霧野さん 滲み出ちゃってましたか……笑
  • いろんな関川さんは同じく期待していました(笑)
  • たしかにお題を見た時は驚きました。
    手紙じゃないじゃん、と。
    同時に『悠木くん、さすがやな』と関西弁でつぶやいてました。

    インタビューもなんだか男前の答えですよね(笑)

    ハーフの来年テーマは『ターニングポイント』としてもういろいろと考えているところです。最後なのでいろいろと楽しい企画にしたいなと思ってます。

    いろんな関川……たしかにこのハーフを開催するたびに、いろんな関川が誕生した気がする(笑)
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