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出題者スペシャルインタビューVol.6 『涼月さん』

『涼月さん、この度はハーフ&ハーフ4 ご参加ありがとうございました。今回のテーマ『手紙』は楽しめましたか?』

――こちらこそ、今回もお世話になりありがとうございました。思った以上にバラエティ豊かな『手紙』に驚きつつ、いかに料理しようかと考える時間は、大変さよりも高揚感の方が大きかったと思います。
 楽しかったです。


『手紙ということで、どんな連作にするか結構悩んだのではないかと思います』

――どんなお題が来ても対応できて、かつ統一感のある作品にするにはどうすれば良いのか。コラムニストと言う案は直ぐに浮かんだのですが、安易に始めてしまった事は後悔しました(笑)難しかったです(^_^;)


『コラムニストという視点で、返信と考察、という二本立て、お題も入れると三本立ての構成となったのは斬新でしたね』

――斬新と仰っていただけて嬉しいです。
 実は結構苦労しました(笑)
 お題が本当に意外性に満ちていて、毎回どんな切り口で語れば良いのか思いつかず四苦八苦。切り口に合わせて返信を書くという本末転倒な結果になってしまいました。


『涼月さんの作品ではエッセイとかコラムってなかった気がしますが、架空のコラムニストとはいえ独自の解釈とか皮肉めいた視点とか楽しめました。今後もこういうのを読んでみたいと思いました』

――確かに、コラムは初挑戦でした。
 エッセイモドキを少しだけ書いた事はあるのですが、私生活や自分の価値観が滲み出てしまう怖さもあるので、思い切った挑戦ができなくて(笑)今は閉じております。
 前に関川さんの近況ノートへも書かせていただいたのですが、このコラムニストSは関川さんのSです(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧
 関川さんの穏やかながらも、心の奥底に灯し続ける骨太な正義感をイメージしながら書いておりましたが、時々顔を出してしまう皮肉は私自身ですね(笑)
 でも、今後も読んでみたいと仰っていただけて嬉しいです。


『そういう意味では、涼月さんは書きたいことや、思ったことをちゃんと物語の中に落とし込んで書いているんだなと』

――優しいお言葉をありがとうございます✧⁠◝⁠(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠◜⁠✧
 仰っる通りですね。切り口を選ぶ時は、やはり私が書きたい方向性から外れないように気を付けていたと思います。


『今回はさらに出題者としてお題パートの手紙も書いていただきました。出題者のオファーを受けた時の率直な気持ちは?』

――率直に。
 どうしよう!? 難しいっと(笑)
 もう、皆様が本当にクオリティ高くお題を書かれていらっしゃったので、困ったなぁと。


『ラストを飾る手紙はいろんな背景、状況を想像させるシリアスな感じの手紙でした。いろんな解釈をした返信が書ける面白いお題になりました』

――ラストだとは思っていなかったんですよ(^_^;) だから、後で焦りました(笑)
 えっ、ラストでこれでいいのかなぁって。
 後は、他の方と被ら無いジャンルで、オリジナルのエピソードを差し込める部分もあるように書けたら……と思ったのですが、やはり難しかったです。


『和顔愛語という言葉も印象的でした。この言葉を選んだ理由があったら教えてほしいです』

――あまり深い意味は無かったのですが、柔らかい印象の言葉ですし、元の文章がミステリー風味で不穏な要素もあったので、真逆にしたと言うところもあります(笑)天の邪鬼w


『返信の手紙の中で一番印象に残った手紙は誰の手紙でしたか?その理由も教えてください』

――皆様の返信全てが思いがけない事情に溢れていて楽しませていただきました。
 その中でも、書きづらい修羅場を真正面から描ききってくださった霧野さんと銀鏡さんには感謝です。ありがとうございました。
 一つを選ぶのは難しいのですが、敢えて挙げさせていただくとすれば、不穏な雰囲気漂うお題に対して、全方位善意オーラ全開の解答をしてくださった関川さんの妻野神様。これはやられたーという気分でした(笑) ありがとうございました。


『ちなみに自分の書いたお題に自分で答えるってどんな感覚でしたか?ちなみに私の場合はわりと客観的に自分の書いたお題と向き合ってました。どう返信しようか普通に悩んでました(笑)』

――以前は関川さんが全てのお題を書いてくださっていたので、私は呑気にお待ちしているだけで良かったのですが、今回はお題も書かせていただいたので、関川さんの苦労をしみじみと実感いたしました。
 いつも本当にありがとうございますm(_ _)m 
 自分のお題に書くのは、やはり難しいですね(笑)いつも以上に時間が掛かってしまいました。


『最後の質問です。ハーフ&ハーフの楽しいところってどこだと思いますか?』

――素晴らしい作者様とお知り合いになれること。そして、同じお題に立ち向かう同志になれること。
 一つのお題から思いがけない物語が生まれる瞬間を目撃できること。
 関川さんのほんわかとしたお人柄に癒されること。


『涼月さんとは不思議で素敵な縁でつながってますよね。木工店つながりもいい思い出です。ハーフにもいつも参加していただき感謝の気持ちでいっぱいです!インタビューありがとうございました!』

――本当にありがたいご縁です✨
 ひよっこ生だった頃にカクヨムの温かさを教えていただきました。感謝しております。

 今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

 関川さん、今年も取りまとめありがとうございました。

2件のコメント

  • 『関川さんのほんわかとしたお人柄に癒されること』
     この一文に癒されますね!
  • 関川 二尋様

     掲載ありがとうございました🙇
     うふふ。関川さんも癒されたなんて、良かったです(笑)
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