黒月水羽

第七回こむら川小説大賞参加作。 レギュレーションが『光』だったので光り輝く美少年を。 成人男性をラブドール扱いしつつ連れ歩くショタというテーマで書きました。

２１２４年、ここは仮想現代ネオトーキョー！ かつてない熱波がネオトーキョーを襲い、地上は５８℃にまで上昇！

俺が一番だ！！！！！ 第七回こむら川小説大賞参加作です。

　魔法探偵として働くマリーベルは、浮気調査のために尾行していた。変身魔法を用いて黒猫の姿で尾行していると、どんどん人の少ない場所へ。違法取引の現場に居合わせてしまう。 　駆けつけ…

　私は同じ美化委員に所属する長田くんのことが気になっている。しかし、ある事情から、私と長田くんは気まずい状況にあり……。 　そのことを、クラスメイトのヨシノにそうだんすると、長…

帆地槍静雄（ほちやりしずお）49歳。通称「ぽっちゃり」さん。 小さな会社で営業マンをしています。 会社に気になる女子社員がいます。 僕は彼女の幸せを願って仕事を頑張っています。 …

Twitter上の企画「文披31題」（主催：綺想編纂館（朧）様／ @Fictionarys）参加作品。

お隣さん、と変わった呼び方で己を呼ぶ声を、男はハッキリと覚えていた。世界が終わる頃になってようやく、"隣人"として交流を持てた少女の声だ。無情に氷に吞まれていく世界で、最期まで熱…

大学生になって付き合い始めた梅田明里と石川雪紘。しかし、雪紘は事あるごとにドジを踏み、おっちょこちょいで頼りない男の子。それでもひた向きに自分の彼女を愛する彼の純粋な心に、明里は…

幕末、文久三年。 動乱という名の嵐が吹き荒れる京都に、多くの若者が身を投じている。 三原と才蔵も、その若者達の一人になろうとしていた。 心が熱く昂る。 明日には江戸を出立して、京…

大学の解剖室に持ち込まれた禍々しい遺体。 名指しされた解剖医に、恐るべき罠とタイムリミットが迫る―― 「横溝正史ミステリ大賞」予選 ＆「日本ミステリー文学大賞新人賞」予選通過作品

ただなんとなく今がそれなりに楽しければいい。将来の事なんてわからない。 本音を言った事もない。でもそれはどこにでもある『普通』に違いない。 井坂カエデはそう自分に言い聞かせていた…

かつて、恋人関係にあった百合に、ある場所に呼ばれた。 恋人関係じゃなくなった君のことを、僕はどう思ってるのだろう。

群馬県前橋市にある楽歩堂前橋公園にはとある噂があった。 『午前２時零分から２２分の間に西側のトンネルを通ると、本当の自分に出会える』 　僕らは軽い気持ちで家を抜け出し、夜中の…

自主企画用に立ち上げました。 あなたの作品に感想＆アドバイスをさせてください。 ＜参加条件＞ ★自分の作品にアドバイスをもらってもOKな人！ 当作品へ、みなさまの作品への感想…

九州の海辺の田舎町に住む美羽には、高校の同級生だった村居という飲み友達がいる。過疎の町には不釣り合いなほど大規模な飲み屋街、新町のはずれにあるカフェバー『ポポロ』。そこで美羽と村…

霊が見えるという青年。 とある話をしてくれました。 短編。 最後までお読みください。

剣と魔法の世界エシェンのなかでも特別変わった国、地底洞窟国家ヴェルトルート。暗くてじめっとした、けれど美しい国にあなたも住んでみませんか？　様々なタイプの住宅を、一話につき一軒ず…

私立探偵大雉寅之助、通称キジトラ。自称名探偵だ。 なぜか事務所に住み着いてしまった《人間の言葉を理解する黒猫》と共に、今日も探偵業を営む。 本日の依頼人はギャル系JK。 不審死を…

月と地球人の恋模様。 一話完結の、オムニバス形式となります。 ゆっくり更新です。 一：寿命二百年の兎（※死ネタ） 　　 　　政府により、地球人は月に旅立った。 　　地球に残され…

　この世界には『竜』がいる——紫の目の人間たちは、彼らと結んで奇跡を起こす。 　そんな神官見習いの少年を幼馴染みに持つ王女ルーシェは、ひょんなことからとある騎士が遺した機密の綴…

　探索者の少女モリンはある時、石の壁を幽霊のごとくすり抜ける奇妙な二人組に出くわした。敵に追われる彼らをとっさに森へ逃がしたモリンだったが、なんと彼女が助けた二人のうち片方は、世…

　とあるバーのカウンター席。「あなた」の隣に座った「あたし」が話す、誰にも打ち明けられない秘密とは。 　カクヨムコンの「短編賞創作フェス」のテーマ「秘密」への参加作品です。 　…

若手編集者の沢野と、生活力のない小説家の三上は、元大学の同期で現ルームメイト。 三上は恩人に作品を届けるために小説を書いているが、沢野には彼に伝えていない秘密があった。

りゅうを倒すにはお金がかかる。追い払うのはそれより、安価で済む。 だから、竜払いという仕事がある。 同一主人公による、基本的には一話完結の旅の話です。 途中から読み始めても、…

「ちょっと山に死体埋めにいかない？」 そう軽薄極まる幼馴染に誘いをかけられた「俺」は、致し方なく、彼とともに、山へ死体を埋めにいく。 そこは昔、ふたりで見つけた古い社がある場…

　百数十年前、多くの旧都市が崩壊していく中、大陸の北で最後まで機能していたオタワという都市の住民が環境悪化と災害から北へ逃れ、海を渡り最北の島に辿り着いた。人々はその島の北極海に…

　町の中をふらふらしていた座敷童子の女の子は、ぬらりひょんに勧められて、やっとある家に取り憑く。そこで一人暮らすおじいさんと変わり映えのない毎日を送っていたが、ある冬の日に……。…

カクヨムコン９ライト文芸部門中間突破しました！ 応援ありがとうございます！ 平成十年八月、突如現れた本物の超能力者集団の一人、御船百合子により、《異能》を付与された者と、そうで…

　殺し屋の埃崎は、裏社会の仲介業者の中越から、ボディビルダーのチャンピオンの殺害を依頼される。 　前準備は十分、あっさりと楽に終われる仕事のはずだったが、埃崎は予想外に襲われて……

二ヶ月の間だらだらと生きてみるだけのお話です。

　マフィアの下っ端の「俺」は、とある女から、自身のファミリーのボスの殺害を依頼される。それを受けるかどうか悩んでいる間に、共に暮らす腐れ縁の「あいつ」に関する噂を耳にした。 　…

砂漠の国。その国にかつて在った“水の蜂”と呼ばれた種族。 水を生み出し、人々に水を与えていたというその存在は、およそ数百年前に滅びたとされていた。 そんな水の蜂の痕跡を追う三人…

フェルナン・メンデス・ピントは、今も「法螺吹きピント」の名で世に知られている。

氷の女神症候群《スカジシンドローム》――空気中に含まれる毒を吸うことで罹患する氷の病。症状は下がり続ける体温と寒気、それから外気の寒さへの耐性。患者の体温は日に日に下がり続けるが…

普通な人々やそうじゃない人々や、はたまたそもそも人間じゃない皆さんが、 変わらない日常を過ごしたり、非日常に迷い込んだり、 ファンタジーのようなＳＦ（すこしふしぎ）のようなコント…

私はフェブリール男爵家の次女として生まれた。 名は──もうなんだったか、忘れてしまったけれど。 皆、私を“出涸らし”と呼ぶ──。 姉のローゼリアが聖女として認定されてから、…

　遠い昔海だったこの場所には、ビルが覇を競うように生えている。そんな都会の喧騒からぽつりと離れたこの公園は、俺にとっては唯一の安息の場所だった。 　翡翠色の池の畔にポツンと佇む、…

雨の日のみ開店する不思議なカフェ、『かふぇ・れいん』。明るく活発なフード担当虹林夕雨と穏和で冷静なドリンク担当虹林雨月の二人が営むカフェに今日も雨に導かれて様々な客が訪れる。

※カクヨムコン９応募作品です！よければ評価などで応援していただけると嬉しいです！ 気づいた時、魔法少女の日向千華は異世界にいた。そこはAI、ロボット、技術が発達しまくりの科学世…

塹壕戦の時代に魔法を使える兵科をいれたボーイミーツガールです

　カルト宗教の家庭に生まれた少女、天草まりあは、ある時儀式で両親の手により殺されてしまう。 　命を落としたまりあは、目を覚ますとりんごの木の下にいた。 　そこにいた白い蛇に「魔女…

神々がおわす国、安万慈《あまじ》国。 日野村の長の娘である可瀬《かせ》は、中央豪族である葛氏の邸宅へ妻として上がる。しかし、夫となる真人《まひと》と対面すべく広間に来てみれば、そ…

　女探偵・アレクサンドロスは、初老のマダムのローザ・ノイルから、「双子の妹を捜してほしい」と依頼される。だが、その妹・ローズは、姉妹が高校卒業の日に、同級生の少年と駆け落ちしてい…

KAC20235「筋肉」参加作品です。 カクヨムWeb小説短編賞2023（恋愛・ラブコメ）中間選考通過！ 魔王は、敵対している隣国エルヴァスティ王国から第一王女アンティア姫を誘…

百合短編（百合 ＋ ホラー？） 女の子同士の恋愛に関する質問にだけ答えてくれる「こっきゅりさん」。気軽に始めたそんな遊びが、あんな結果になるなんて……。

疲れ果てた 都会で独り 今まで何もいいことなかった なんにも…… 気付いたら私は電車に乗っていた 行先はもう決まっていた 30年ぶりか…… ※夏の怪談の一つとして書いたものです…

僕と君が出会って生きてく物語。

「お前はパーティー追放だ」 　冒険者・ハヤテは、その言葉の意味を飲み込めなかった。 　あまりにも突然の追放宣告に、どんどん困惑の顔色を深めていくハヤテ。 　無理もなかった。 　…