概要
「あなたはあなたの意味を、たどり着きたい未来から決めるべきだと思う」
この世界には『竜』がいる——紫の目の人間たちは、彼らと結んで奇跡を起こす。
そんな神官見習いの少年を幼馴染みに持つ王女ルーシェは、ひょんなことからとある騎士が遺した機密の綴られた本を手にする。
病の運び手として疎まれる放浪の民、本を求めて暗躍する者、死せる騎士、言霊を統べる竜、さらにはルーシェ自身のルーツ。
本を巡っての〈調べもの〉は、たくさんのものを巻き込みながらも、さる国の企てへと集約していく。
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関連作品がありますがお読みいただかなくても分かるようになっていたい
親世代(SFみをちらつかせたかったファンタジー) https://kakuyomu.jp/works/1177354054886612471
そんな神官見習いの少年を幼馴染みに持つ王女ルーシェは、ひょんなことからとある騎士が遺した機密の綴られた本を手にする。
病の運び手として疎まれる放浪の民、本を求めて暗躍する者、死せる騎士、言霊を統べる竜、さらにはルーシェ自身のルーツ。
本を巡っての〈調べもの〉は、たくさんのものを巻き込みながらも、さる国の企てへと集約していく。
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親世代(SFみをちらつかせたかったファンタジー) https://kakuyomu.jp/works/1177354054886612471
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!愛された子どもたちが作る、歴史の1ページをご覧じろ!
主人公と一緒に悩みながら読む、王道ファンタジーを摂取したい!!
とにかく世界に没頭したい!!
という方にぜひオススメしたいのがこの作品。少年漫画の快活さと、大河ファンタジーの重厚さをいいとこ取りした傑作です。
住む土地を持たず、各地を旅して生きる流浪の民族「風の民」。
海に囲まれた豊かな小国ユーレへ、十年ぶりにやってきた風の民には、謎の噂がつきまとっていました。
――「風の民が通った後には、奇病が流行る」。
ユーレ国王の娘・ルーシェは、幼い頃に会った風の民の老婆にもう一度会うため、先の噂を知らぬまま、ユーレの首都グライトに滞在する風の民のもとを訪れます。
しかし、探していた老婆には会う…続きを読む