雨蕗空何（あまぶき・くうか）

大学時代から仲の良い友人である小枝（さえ）と朱莉（あかり）は卒業してから二年間、ルームシェアをしていました。 そこに賃貸マンションの更新通知が届きます。 もう年齢も二十代半ば。結…

街の片隅で、不思議な世界で、未来で、あなたの隣で。ひっそりと息づく物語がある。 眠れない独りの夜に読んでほしい、まだ名前のない原石のような物語たちをあなたに。 ※三十秒ほどで…

《この世界に迷い込んだのが、君で良かった──》 緑溢れる異世界へ転移し、世界樹を救った主人公『フタバ』。 彼女は「植物と会話できる」というスキルと植物学の知識を活かし、植物研究…

【カクヨムコン8エンタメ総合部門（短編）中間選考突破！！】 サミュ・エルネスト・メッセンジャー。 女性ながら男性名の彼女は、 『手で触れることにより相手の心を読める…

〈大崩落〉を迎えた東京は、異形であふれていた。そんな東京を抜けて東京タワーまで娘を送り届けてほしい、と傭兵のサカエは依頼を受ける。 　バイクに跨り、崩壊した夜の東京を行く二人。 …

「太陽の王子が誕生する」と言われながら、先に生まれた双子の兄の死によりあいまいな存在となった第四王子、スキィア。世間には姫として公表され、存在を隠され続けた彼は魔獣ハンターとなっ…

　幼い頃から母と二人だけで生活してきた主人公、立花蒼空（たちばなそら）。持病があるにもかかわらず日々頑張る母のことが、蒼空はとても大好きだった。しかし、蒼空の高校入学が決定したそ…

ボードゲームを遊ぶとそのボドゲの世界の中に入り込んじゃう大須瑠々（だいす・るる）。 そんな大須さんと遊びたくてボドゲ部（仮）をやっている角八降（かど・やつふる）。 ボドゲ部（仮）…

　趣味の散歩で訪ねたヨコハマをグダグダ紹介するだけの駄文です。 　なるべくメジャーな場所をと思いつつ、どこだよソレみたいな所ばかりになるかも。 　そしてせっかくカクヨムで書く…

小学二年生の萌香（もか）の父親は、喫茶店のマスター。 学校がお休みの日、萌香は喫茶店に来るお客さんたちを眺めています。 今日はどんなお客さんが来るのでしょうか……？ 喫茶店をテ…

5歳の時、少女は皮膚むしり症を発症した。― 自分の皮膚をむしることがやめられない。強迫性障害のひとつ。 ずっと「変な癖」だと信じ続けてきた少女は、病名を知ったとき何を思うのか。発…

額に罪科の証である刺青を持つ孤児のハオは、他の人には見えない黒い靄「ユーレイ」が見える。 そんなハオが出会ったのは、ある日村を訪れた二人組。教皇庁から派遣されてきた審問官である、…

幼馴染三人の三角関係ラブコメ短編です。 だいたい1000文字×10話＝10000文字で完結しますので、気楽に読んでください。 毎日21時投稿。 1日1話更新で10日で完結します。

1話あたり5000字以下、ジャンルごちゃまぜの短編集です。 1話完結、話のつながりはないので、お好きなところから読んでもらって大丈夫です！ "あなたの読書時間に、少しのスパイ…

【イリスのリボン】 　屋敷が火災で焼失したジェラルドは、夜な夜な行方不明となった妻と娘を探していた。 　一方、城下では『左足首だけの幽霊』が家を転々としていると話題になっていたが…

星を読む偏屈魔導士ユンと、ユンを師匠と仰ぐルールー。 そして、神の奇跡を体現する賢者グェイン。 森の奥に住まう魔道士たちの、のどかでちょっぴりビターなおはなし。 ※閉鎖した自サ…

　Vな姉の配信に意図せず入り込んじゃった弟が、姉にお願いされて配信に登場するようになり──。 ※実在するVや団体とは全く無関係です。 ※基本的に話のオチはありません。 ※作者は…

東アジア風・歴史ファンタジー日常系。 商会で働く青年オウリが旅先で出会った少女カナシャ。 あどけない彼女に絆されたオウリと、その溺愛に応えたいカナシャの行く道は。 太陽の島の五…

その陸の孤島には好奇心旺盛な少女がいた。 『失われた文明』の遺産を釣り上げるのが彼女の日常。 ある日不思議なボトルシップを釣り上げてから、 彼女の運命は少しずつ狂い始めていく。 …

あるところに、竜王が住まう城があった。 その城に立ち入った者は竜王の怒りを買い、命はないと言われていた。 だが、実際の竜王は小説を書くことが趣味で、戦いなど苦手だった。 そんな…

【感謝感激10000PV突破！】語彙力を失くした感謝しか出てきません。ありがとうございます！ 転生おばあちゃん「フローリアちゃん」の、お裁縫をしたい欲まみれなお話です。 色々ツッ…

自分の村の人口流出を食い止めるため勇者アンワは、同じく自分の里を守りたいというエルフのエリーと共に魔王退治へと旅立つ。 道中、不可思議なことが起こったり変な司祭を仲間に引き入れな…

一ノ瀬茜17歳は幼少の頃から人の後ろに不思議なものが見えた。それらは時々人の命を奪いに来る。やがて高校生になった茜は他界したおばあちゃんの机に隠してあった懐中時計を見つける。下校…

団地住まいだった大おばさんの遺品整理にふらっとついてきた13歳の少女・ツルハは、隣室に住むエルフの女性・コクゴと出会う。 50年住む彼女は創作物のエルフのような威厳なんか一切なく…

ある日、主人公の『青木 双葉』(アオキ フタバ)は大学からの帰り道、いつの間にか見知らぬ森へ迷い込んでしまう。 そこでフタバは見たこともない大樹を見つけ、植物に目がない彼女は興…

薬師のフェリシアは悩んでいた。 臭いのだ。薬作りが。 すっかり精神的に参ってしまったフェリシアは仕事を休むことになった。 そんなときフェリシアはとあるお店を見つける。 そこには冴…

京王線・笹塚の商店街にある程よい大きさの青葉書店。看板娘のおばあちゃんに変わり、新看板娘、青井万理望（まりも）がお店を切り盛り。雑誌・新書・文庫の品出しを終えると途端に暇になって…

謎の発電装置〈喉笛の塔〉によって、かろうじて滅亡の危機から逃れつづけている「ランファルド大公国」。 死んだ弟になりかわり、男装をして世間を欺きつづける公爵家の令嬢。 下水道掃除…

それは、激しい雨が降り続いているが、それすらどうでもよくなる朝のことだった。 月裳（つくも）の幼馴染みである須原（すわら）は御上（おかみ）に見初められ、嫁にいく。 月裳は須原の嫁…

「あなた、私の相棒になりなさい！」 「……え？」 この俺、ストノス・スマラクト（32）は、ひょんなことから一人の女子高生の相棒に選ばれてしまった── 年齢差がある男女コンビが、…

海辺の町で育った「私」と不思議な灯台守の少女の、ひと夏の儚い友情のお話。 極ほんのりSF要素あり。 灯台は遠く海原を照らし続ける。誰かの帰りを待ちわびながら――……。 ＊縦組…

高校には行かずにひとりずっと旅をしている少年、謙人。 廃線になった路線の線路上を歩いていた時に出会ったのは、自らをありすと名乗る少し変わった麦わら帽子の少女だった。 変わってい…

　私、清水信吾は去年、美しかった妻の優子を亡くして生きがいを失っていた。しかし会社の異動で同じ課で働くことになった、元気で可愛い里美と知り合い、ひかれていった……。

木々に血の巡る不気味な森の奥深く。 天陽希望（まひろのぞみ）は、そこに築かれた集落に住まう鬼人の一人。 腫れ物一家に生まれた彼女は、村長への謀反の道具として育てられた。 愛する…

【カクヨム甲子園2022 ロングストーリー部門】応募作品 　高校一年の晩冬、僕（高尾 大輔）は中学から続けていたバドミントンを半年で辞めた。全て自分で決めた選択。後悔など何も…

とある山に、いたずら好きなキツネがいた。「恒司」という名の彼は、人間の男に化けて女をひっかけようとたくらんだが…… 昔話「正体のばれたキツネ」を元に、アレンジして書いた恋愛小説…

第一章 　エングロッザ王国の秘宝『五つの天星』をすべて掌握した新国王ヒューネリクの下で、その力を狙う北方大陸のロセリア連邦陸軍情報部のザハールとルカが暗躍していた。 　ヒューネリ…

　世界には、『好きなものであふれる町』が数多く存在している。 　猫が大好きな猫田は、猫のいる町に住んでいた。 　彼は猫が好きだけれど飼う勇気はなく、いつでも猫と触れ合えるこの町…

　ゆるふわ店長と腕に覚えのある料理人が営む『居酒屋　迷い猫』は、迷宮のご近所さんである。 　剣と魔法がものをいうこの世界、常連客の多くは人ならざる迷宮階層主。 　店長は元最強の冒…

『青いトンネルの向こうには～天に届く音色～』は主人公：松田佑斗視点の小説となっております。同じあらすじでヒロイン視点の『青いトンネルの向こうには～奏でるは海の音～』も存在しており…

　これは、ピュアっピュアなふたりの、可愛くて時々切ない、婚姻から始まる恋物語。 　両親が騙されて作った多額の借金を返すため、奴隷商人のお得意様だという黒い噂のある伯爵家に嫁いだ…

──『……マスター、今日はワタシが生まれて15年目の記念日ですよ』── 人型アンドロイドの『ナナシ』の、「記念日」をテーマにした物語です。 アンドロイドにとって「記念日」とは…

花売りをして生活するシャーロット。 一日道端に立って慎ましく生きる彼女は上流階級の言葉と作法、振る舞いを身に着けていた。 その特技で少し有名になった彼女の噂を聞きつけ、王太子が彼…

──とある小さな村に、ウィルという青年がいた。ある日、ウィルは怪我をした女性を見かけて、その手当てをする。後に、その女性は恩返しがしたいと彼の家を訪れてきて…… 「鶴の恩返し」…

　青柳四葉、２６歳女子。特技は何気ない日常の中に幸せを見つけること。平日でも幸せに包まれている彼女は、休日はどんな風に過ごしているのだろう？　いつもの休日をちょっと素敵にするため…

ゆき「侑希さん。このスペースなんですか？」 侑希「ここは紹介文だよ。だから、僕らが出てくる場所じゃないんだけど……」 ゆき「紹介文ですか。じゃあ、自己紹介しないとですね。私、ゆき…

恋をしていないのに俺には『彼女』が出来ていた。『好き』なんて言っていないし、告白もしていない。でも確かにいる。ほぼ毎日俺に『さっくん、好き』と言ってくる可愛い彼女が。 そしてそん…

旅をしてます。国内、海外問わず知らない場所に行くのが好きで、どこへでも行きます。 そこで起こったこと、出会った人、心奪われた景色。非日常のほっこりを伝えれればと執筆しようと思いま…

午前はお弁当屋のアルバイト、午後はイラストレーターの仕事をする彩花。 休日の朝、いつものようにコンビニへ朝食を買いに行く。 そこで出会った雀のヒナ。 いつもと同じ日常に突然舞い…

動物好きな彼女のひまりのもふもふ欲求が溜まっていた。愛する彼女の為に彼氏の朔也は奮闘する。自宅でもふもふ・らぶらぶするお話です。 『もふもふ』と『らぶらぶ』が好きな方は気軽に読…