概要
懐中時計の針が回る時、異世界からの暗殺者があなたの命を奪いに来る
一ノ瀬茜17歳は幼少の頃から人の後ろに不思議なものが見えた。それらは時々人の命を奪いに来る。やがて高校生になった茜は他界したおばあちゃんの机に隠してあった懐中時計を見つける。下校中によったビルのエスカレーター、友達の背中から異世界からの白い手が彼女の命を奪いに来た。茜がその手を振り払うと、懐中時計の針が動き出す!それはアカネの運命が動き出した証だった。なぜ友の命が狙われるのか?白い手の正体とは?ただ、親友の杏美ちゃんの命を守るためにアカネは、今、『時の狭間』を抜けて行く。たどり着いた場所は現世界と魂で結ばれるもうひとつの世界だった。時・運命・秩序の3主の力を世界は待ち望んでいた。しかし、それを阻む力もまた動き出した。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!魅力的なキャラクターたちが織りなす壮大な物語
多重の仕掛けがされていて、読了後には、すっとした爽快感が得られる作品です。
物語が進むにつれ、複雑に絡み合った、謎が深まったり、明かされたりを繰り返し、核心に迫っていきます。
主人公の茜を支えてくれる仲間たちも魅力的。どのキャラたちも、それぞれに抱えた傷を乗り越えて、そして幸せを掴んでいきます。
人と人との絆って本当にいいものですよね。
シリアスな展開なはずなのに、どこか陽気でサクッと読めてしまう作者様の筆力に唸るしかない作品です。
どうやら続編もあるようで。今から楽しみ!
これからお邪魔しないと!
でもその前に、この作品をご一読ください。
ぜひ!