古博かん

時は平安――左大臣の一の姫・彰子（あきこ）は、父・道長の命令で今上帝の女御となる。顔も知らない夫となった人に焦がれる彰子だが、既に帝には、定子（さだこ）という最愛の中宮がいた。 …

2016年に熊本応援一次創作文章アンソロジー『みどり芽吹く』に寄稿した書き下ろしショートショート。テーマが広義の「みどり」でしたのでピリッと皮肉を利かせてみました。

最近ぼくのパソコンはおかしいんだ…。 各話5分で読めます🙇‍♂️ お気軽にお手に取ってみてくださいね^_^

詩になります。今まで散々言葉で遊び散らかしてきましたが、これは強い心頼みがある、自信作です。 「こんなものが？」と言われそうなことに対して、言い訳をするつもりもありません。 …

映画のエキストラで出会った年の離れた二人。 二人の関係が親子役から恋人役へと変化した末に迎える別れ。 課題「待ち合わせ」で書いたものです。

退職した先輩に会った。 「働き過ぎで過労…」

ナポレオン時代、「鉄の元帥」と謳われたダヴーが、准将だった頃の物語。1795年、マンハイム包囲戦で、ダヴーは、ドゼと出会う。人付き合いが苦手で、部下にも同僚にも煙たがられているダ…

彼女が原作者、彼は作画家。 ＊monogatary.comの「お題：コンビ結成秘話」からの創作です。 ＊他サイトとの重複投稿です。

夜な夜な階段に現れるカラスに怯えるタダシくん。彼の一場の経験を描いた童話です。

　小学5年生の藤村詩音（しおん）は、ある日事件に遭遇する。 　それを解決したのは、ちょっと変な同級生の男の子だった。 　日常の小さな謎を科学の知識で解決する、小学生探偵家成翔哉…

「まぼろし×ミステリー」京都の町家で出会った幻の女性。幻の女性の書いた過去の日記の中に美弥は誘い込まれ込ます。美弥は死の影をまとった女性を必死で引き留めようとしますが……。

「つまり、ホフフフホホそういう事だな」 取引先の部長は、酔うとお国訛りの…。

「ただいま」 「おかえりなさい。今日も来てるわよ、新しいお父さん」 「もう寝てもらう所ないな…」

冒頭に「Dear K」と記された意味不明の文章。いったい誰が誰に向けたメッセージなのか。 ※横組み必須。謎解きには紙とペンをご用意ください。 謎解き主体のライトミステリー、百済…

7月30日の午前11時、仙泉大学の301講義室では「心理学概論」の授業の期末試験が行われていた。 これはその試験の様子を描いたものである。

「熱い鍋、はい1、2、3」 師範の掛け声に従い、私達白帯は…。

この度、カクヨム小説完読1500を突破しましたので、読みながら思ったこと・感じたことをエッセイという形式で綴っていこうと思います。 ※全て、私「いましめ」の主観です ※全９話＋お…

新垣結衣になりたい一心で、ひとり、日本有数の歓楽街、天神森へ。 水商売の道へ進み、源氏名ユイを手に入れた！ 方言がひどすぎて漢字と固有名詞から読み解いていくスタイル(笑)

「いけず」 意地悪、と花乃は呟いた。鼻の奥がつんとする。 花乃の顔を覗き込んで、沖田が笑う。 「そこは、おおきにって御礼してくれるところだろう？」 胸を病んだ沖田総司と…

【カクヨムWeb小説短編賞2020　中間選考通過作品】 たったひとりの家族だった祖母の言葉を胸に、アメリカで大学生活を送る日本人留学生・ヒロウミ。大学のカフェテリアで出逢ったア…

【カクヨムWeb小説短編賞2020　中間選考通過】 事件も何も起きません。 北欧家具に魅せられた男の、とある半日を描いています。 ※この作品はフィクションです。

テーマは、『屁』です。『ほの字』の手前の『へ』のはなし。問答無用の屁こきアクション‼︎

昔、読み聞かされた「かぐや姫」のお話を思い出しながら、書きました。 皆様の知っている竹取物語と若干ことなりますが、竹取物語は時代ごとにアレンジされてきた為、地域差・世代差の為だ…

めんどくさがり屋のダメ男、良雄。彼は日々溜まったストレスを、ノートに愚痴を書いて発散している。ある日、文字を消すのが面倒くさいからという理由で、いつもの癖で必要ないと判断した新品…

友人の実家でもある近所の神社にひとりで年越し初詣をしていた蓮本連太郎（はすもと　れんたろう）は帰り道、身長2メートルのウサギが泣いているのに気づく。 「僕をおいて、仲間が月に帰っ…

超勘違い、超盛りグセ女子に振り回される会話劇の物語。 高校を舞台にした青春ラブコメです。 全6話。1話1,000文字ぐらいのショートストーリー。 大人から子供まで、お暇な時間にさ…

もしもシンデレラが男だったら──── もしもシンデレラの性格が悪かったら────

　当作品は【ミステリー】において日間ランキング4位，週間ランキング9位を達成致しました。応援ありがとうございます。 ★物語の趣旨★ 　泥棒をする探偵とその師匠の女探偵、彼らの…

　どこかの誰かが思っていたことを綴るだけ。 　徒然したらば筆は折れる。 　ネタが尽きたら筆を折る。 　何時まで続くか、今日終わるかも解らない備忘録。

私の剣の装備数は53 万本です。といっても、1 度に使用できるのは2 本までですのでご安心を。(53 万本の剣は異世界ではドラえも●級のチートになる。)

【本編完結！】 「無職がパーティーに居られると迷惑なんだよね。さっさと僕達の前から消え失せろよ」 由緒ある血筋の名家に生まれたアーク・グラディウスは、7歳の時に行われた“天啓…

栃木で起こった不可解な交通事故を皮切りに、いくつもの「不幸な出来事」が人工知能開発プロジェクトを襲う。プロジェクトを率いる英才人工知能エンジニア「みさき」は、偶然にみえる出来事の…

日常にある様々な物・機械になりきって短めのお話を書いていこうと思います。 物や機械を視点に書く作品は他にないと思います。 日記感覚で書くので、軽い気持ちで見ていただけたら嬉しいで…

レッドデータブックを眺めほくそ笑む俺。 何と俺は絶滅危惧種となったのだ。 日本人は俺をどう見るのか。 「人類の背景の人」のセルフリメイク。

「5分で読書」短編小説コンテスト　「想いが通じる5分前」応募作品です。 『僕』は『彼女』に体育館裏に呼ばれて告白された。でも、僕が気になるのは転がっている死体のこと。彼女の提案…

自由研究を何にするか迷っていると、幽霊に会った。 登場人物の踏切のおじさんのその後は拙著「踏切のおじさん」もどうぞ。

手術中、全身麻酔の中、なぜか意識だけが覚醒した男。 5分で読めるを目指して書きました！お暇潰しににどうぞ！🙇‍♂️

お醤油はキッコーマン。

ふと気づいた瞬間に聴こえる、微かな演奏。誰も気にすることのない、校内を流れる旋律。入学の日に耳にして以来、その音を忘れられずにいた瀬川リツキは、毎日空き教室のピアノを気にかけてい…

昭和７年。令嬢多喜子は不良少女団のボス、映画館の切符売りのハナと出会う。 境遇の違う少女二人は次第に仲良くなっていく。 そのうち、建築家になりたい多喜子、洋裁師になりたいハナ。 …

※近況ノートを使った表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330664619666738 　とある短編…

刎頸の友、葵からの告白を断った私は、彼の息子に、それが過ちであったことを思い知らされる。

自らの醜さを恥じて社会との関係を断ち切ったユミ。 そんな彼女の前に唯一の理解者である美しい青年のハルが現れて…。

古希を迎えるわたしは、孫が落とした消しゴムで遠い日の記憶が蘇った。 木造校舎と、卵焼きのにおい。

この華奢で可憐な容姿を持って、私は人々に復讐する。ウンザリするほど身勝手な人々に。

ゾンビ化した世界で最終的に仲間を裏切って助かろうとするも無残な死に方をしてしまうことを知っている悪党の話。

ミクロ世界の蹂躙と虐殺

若夫婦のおはなし 梅が咲くほどにあったかく、春の匂いを運ぶ冬の夜。 ちょっとだけ足を伸ばしてレンタルショップに行こうかな？ コンビニでアイスも良いかもと、ワクワクを膨らます奥さ…

壁掛けの絵に触れたら絵の中に入り込む、 なんて誰しも一度は経験するシチュエーションですね。 高校を卒業して高校生という肩書を失ってしまい、 ルポライターを自称する主人公が（日帰…