この物語は、フランス革命の後の、混迷するヨーロッパを舞台に、フランスの将校・ダヴーを主人公とした物語です。
まだ、ナポレオンがそれほど台頭していない時代から始まります……が、そういう歴史・時代背景は、あまり気にしなくて大丈夫です(たとえば地図は随時、作者様が用意してくれます)。
というか、このダヴーという男が、どういう人間かを見ていく物語なので、そこに焦点を当てて読んでいくと……面白いこと、面白いこと。
どんだけドゼ(同僚(?)のフランス軍人。名将)が好きなんだよ、とツッコまざるを得ません(笑)
いや、ダヴーも名将なんですけどね、惜しむらくは……いや、これ以上は言いますまい。
この作品を見ていただければわかります。
……ダヴーという男が、どれだけ面白い奴かっていうことを。