第5回カクヨムWeb小説コンテスト受賞作発売記念特設サイト

第5回 カクヨムWeb小説コンテスト第5回 カクヨムWeb小説コンテスト

第5回カクヨムWeb小説コンテストにて受賞した
大賞4作品、特別賞20作品、
朝読小説賞2作品の商品情報を順次公開!

コンテストに関してはコチラ

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大賞受賞作品大賞受賞作品

異世界ファンタジー部門大賞

爽快感MAX!
最強すぎるマイペース少女が巻き起こす、無自覚成り上がりストーリー!

転生七女ではじめる異世界ライフ
~万能魔力があれば貴族社会も余裕で生きられると聞いたのですが?!~

著者:四葉 夕卜 イラスト:nyanya

発売日:12月28日(月)

転生七女で始める異世界ライフ

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あらすじ
ある日バイト帰りに交通事故で死んでしまった女子高生の鹿波ミリアは、なんと貴族の七女・ミーリアに転生していた。
しかも転生先の家族は超絶厄介! おまけにこのままではあと2年で性悪貧乏商家と強制婚約!?
領地を抜け出す方法はただ一つ、魔力持ちが集う‟王立女学院”へ入学すること。

しかし、姉・クロエとの会話で魔法適性がないことが発覚!
落ち込むミーリアだったが、家の奥深くに眠っていたペンダントに触れた途端、魔力が開花。
なぜか最強の万能魔力使いとなってしまい……!?

オススメの1シーン
▼▼▼王立女学院への入学試験を無事に通過したミーリア。しかし、魔法適性がないと知る家族たちは「そんなはずがない!」と憤慨。ミーリアへ苛立ちをぶつけはじめ……▼▼▼
 沈黙していた領主アーロンが、ミーリアを見た。低い声が響いた。
「おい。魔法を使ってみろ」
「……え?」
「女騎士の後ろに隠れてないで、魔法を使えと言っている」
 召使いに命令する口調だ。
「そ、そうよ! 魔法科なら魔法が使えるはずよねぇ?!」
「アムネシア様、何かの手違いでは? この子は魔法の適性がなかったはずで……」
 ロビン、母親エラが追従する。
(どうしたもんかね……使っちゃう? やっぱり、爆裂火炎魔法かな……?)
 ミーリアは困惑してアムネシアを見上げた。
「使ってあげなさい。光源魔法でいいわよ」
「……光源魔法でいいんですか?」
「そうね。昨日と同じ魔力でいいわ」
 そう言って、アムネシアはそっとまぶたを閉じた。
(あ……そういうことだね……)
「わかりました」
 ミーリアはうなずいて、魔力を循環させる。
(魔力を光に変換……出力は昨日と同じくらい……)
「明るくなーれっ!」
 カッ!!!!!!!!!
 周囲に光が走る。
「――ッ?!」「――あ?」「――??」「――っ」「――まっ!?」「――神よ」
 次女ロビン、領主アーロン、母親エラ、長女ボニー、婿養子アレックス、ついでに神父にもまばゆい閃光が突き刺さった。
全員、両目を押さえてうずくまった。
 場所が近かったロビンと母親エラは「目がっ……目がっ……」とフラフラしている。
 神父は驚きのあまり「セリス様の雷だ――大いなる審判の日が来たりて……」と聖書の一説をつぶやきながら抜けていた腰がさらに抜け、地面に転がった。完全なとばっちりである。
(あーちょっとスッキリしたかも? あ、いけないっ、神父さま?! 魔力循環……遠隔ヒーリング魔法……発射!)

─── 「転生七女ではじめる異世界ライフ
~万能魔力があれば貴族社会も余裕で生きられると聞いたのですが?!~」より

この作品に寄せられた読者のコメント
  • 転生少女の成長、成り上がりが楽しみな作品です
    ─── @nun29
  • 無自覚に強い少女かわいいよね。
    ─── @huwae45
  • 主人公もですがそれに振り回されるクロエが可愛いです。
    ─── @debu11mon
  • お笑いが好きな人はよりいっそう楽しめること間違いなしです!
    ─── @魔法少女ことり
著者紹介
四葉 夕ト
「第5回カクヨムWeb小説コンテスト」にて、「転生七女ではじめる異世界ライフ ~万能魔力があれば貴族社会も余裕で生きられると聞いたのですが?!~」で異世界ファンタジー部門大賞を受賞。 ライトノベルのほか、漫画原作やキャラクター文芸ジャンルなど多方面で活躍。
イラストレーター紹介
nyanya
愛らしいキャラクターと美しい色彩が人気のイラストレーター。

キャラクター文芸部門大賞

歴史好きキャバ嬢、伝説の花魁となる――!
【フロースコミックでコミカライズも決定!】

江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる

著者:七沢ゆきの イラスト:ファジョボレ

発売日:2021年1月15日(金)

江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる

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あらすじ
 歴史好きなキャバ嬢として活躍していた杏奈は、ある日目覚めると花魁・山吹に成り代わっていた!
 現代に戻れない覚悟をした杏奈は、知恵と気っぷの良さで江戸の憧れである花魁の頂点になることを決心する。
 しかし直後に、人気を競う花魁に、客から贈られた大切な着物を汚される事件が起こる。その馴染み客は数刻後には来楼予定。汚された着物を着れば機嫌を損ね、言い訳は格を落とす。"山吹"の危機に、杏奈は古典から学んだ教養と接客の機転で応じ……?
 山吹花魁の伝説、ここに開幕!

オススメの1シーン
▼▼▼ライバルの花魁「桔梗」に、太客から贈られた着物を汚された主人公「山吹」。そんなピンチを持前の知識と機転で乗り切った山吹は、逆にライバルを追い詰める……!!▼▼▼
「桔梗どん、おあがりなんし」
「入りんす。……山吹どん、お気の毒なことでありんしたなあ」
「わっちにはなんのことやら……。鉄砲でも食みんしたか」
「山吹どんの馴染の筆屋伊兵衛さま……昨夜は随分お早くお帰りなんして……暮れ五つには大門から出なんしたとか。なにやらお怒りでも買いなんしたのかと山吹どんが心配で参りんした次第でおりんす」
「さあ、それはどうとやら。さて、そういう桔梗どんの昨夜の首尾はいかがでありんすかえ」
「上馴染の十衛門さまが居続けで、わっちに似合うとこの簪までくだしんした。山吹どんもご存知でありんしょう? 江戸町人の戸部十衛門さまでござんすよ」
「それはそれは、めでたきことでござりんした。されどわっちはしばらく簪はねだるわけにはいきんせん」
「さようでご……」

「白絹に金糸を散らした仕掛を仕立てていただきんすに、簪までは貰いすぎでござんすよ」

「……白絹?」
 キッと桔梗の切れ長の目が吊り上る。
 あーあ、これじゃ美人花魁も台無しだね。
 でもね、もう、ショートケーキの上の真っ赤なイチゴはあたしの口の中。
「わっちが伊兵衛さまからいただいた仕掛を汚しんしてしまったこと、伊兵衛さまがあんまり気に病まれましてなあ。代わりの仕掛をすぐに届けんすと……。天女の羽衣を仕立てるなぞ言いなんして、ほんに困った方でおりんす。それに暮れ五つで帰りんしたのは病み上がりのわっちを心配してのこと。伊兵衛さまはまっこと粋なお方でありんすえ」
「汚れなど……濃墨ではありんせんか!」
 桔梗の細い指先が畳を叩いた。

 それからはっと口を覆う。

 いいよ。気づかないふりしてあげる。
 あたしは商売用の笑顔を桔梗に向けた。
「ところで、わっちの仕掛の汚れが濃墨であること、桔梗どんはなにゆえ知っておりんすか?」

─── 「江戸の花魁と入れ替わったので、花街の頂点を目指してみる」より

この作品に寄せられた読者のコメント
  • 江戸の町並みが見えてくるような、小気味いいお話です。
    ─── 香居
  • 気風のいい主人公、琴屋杏奈、山吹のキャラも良いし、ところどころで出てくる博識さが物語を深くさせます。
    ─── 橋本洋一
  • 山吹さんの素敵な性格と憧れの世界に、思わず一気読みしてしまいました。
    ─── 紅蛇
  • 花魁ものを初めて読ませていただきました。大好きです!
    ─── 東 水慶
著者紹介
七沢ゆきの
魅力あふれるキャラクター造形と、緻密な構成で展開されていくストーリーで読者を魅了する女性作家。また、本作はカクヨムで連載された作品「ナンバーワンキャバ嬢、江戸時代の花魁と体が入れ替わったので、江戸でもナンバーワンを目指してみる~歴女で元ヤンは無敵です~」を、改稿のうえ上梓したものである。
イラストレーター紹介
ファジョボレ
韓国在住のイラストレーター。透明感あふれる色彩と、繊細な表情で人気を博す。

 

恋愛部門大賞

ああ、作画(かお)がイイ……!
推しと”結ばれたくない”悪役転生ラブコメ!

悪役令嬢は『萌え』を浴びるほど摂取したい!

著者:烏丸 紫明 イラスト:林 マキ

発売日:12月15日(火)

悪役令嬢は『萌え』を浴びるほど摂取したい!

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あらすじ
乙女ゲームの世界に転生した私、レティーツィア。しかも悪役令嬢だなんて……最高!!
だって婚約者の皇子リヒトは"最推し"な上に、私は推しと結ばれるのがガチ地雷な『非夢女子』なんですもの!
尊い推しを愛でるためには国外追放を回避して、ヒロインと結ばれてもらわなければ。
そう思っていたのに、推しもヒロインもシナリオ通りに動かず――!?

オススメの1シーン
【あり得ない展開に超困惑!! 生身の『推し』を目の前にしたヲタク(悪役令嬢)の反応に共感の嵐!】
(な、何 !? 何が起こってるの !? ひ、膝枕! 『推し』の頭が、ふ、太腿に……!)

 リヒトの言葉の意味を理解したのは、硬直したまま一分以上が経過してからだった。

(あ、ああ! 願いって……そういうこと!? ね、寝顔を見せてくれるっていう……)

 瞬間、一気に顔が真っ赤に完熟してしまう。

(う、噓! そんな……噓でしょ !? こここここんな幸運、あっていいの!? っていうか、あの発言に引くどころか、叶えてくれるだなんて神過ぎない !? えっ!? これ夢でしょ!? 夢よね!? いや、夢でいい! 夢でも感謝しかない!)

 信じられない展開とあたりを包む甘い薔薇の香に、なんだかクラクラしてくる。
 レティーツィアはゴクリと息を吞み、おそるおそる太腿へと視線を落とした。
 爽やかな春の風に、まるで陽光のような金色の髪がサラリと揺れる。伏せられた金糸の睫毛は驚くほど長くて、薄く開いた形のよい唇はなんとも無防備で、こちらをたまらない気持ちにさせる。
 目を閉じると厳しさを感じるほど凛々しい眉も、身体がすくんでしまうほどの圧倒的なカリスマ性も和らいで少しあどけなくなるけれど、首筋や喉仏のラインはしっかり男性で、ドキドキしてしまう。

(あばばばばばば! む、無理〜〜〜〜っ! こ、これは召される……!)

 レティーツィアは両手で顔を覆って、天を仰いだ。

─── 「悪役令嬢は『萌え』を浴びるほど摂取したい!」より

この作品に寄せられた読者のコメント
  • こんな設定おもしろいに決まってますよね???
    ─── 市宮早記@読むだけ
  • 推しのためなら努力を厭わず、推しの幸せのために全力をかける!
    ─── @thesnowy
  • 「推し」に萌えてる姿が可愛らしくそして面白いのです。
    ─── シェリー
  • ヒーローがとにかく格好良いです。これは推すわ。
    ─── HEN
著者紹介
烏丸紫明
「第5回カクヨムWeb小説コンテスト」にて、「悪役令嬢は『萌え』を浴びるほど摂取したい!」で恋愛部門の大賞を受賞。著作に、『晴明さんちの不憫な大家』(アルファポリス文庫)、『ニシキタにゃんこの保育園 人生を変える出逢いあります』(メゾン文庫)など。
イラストレーター紹介
林 マキ
イラストレーター兼漫画家。現在、コミカライズ『屋根裏部屋の公爵夫人』 (B's-LOG COMICS)を連載中。

ラブコメ部門大賞

その家事《ミッション》、俺が引き受けよう――。
アットホーム×スパイエンターテイメント!

元スパイ、家政夫に転職する

著者:秋原 タク イラスト:ハリオ

発売日:12月1日(火)

元スパイ、家政夫に転職する

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あらすじ
世界を股にかける秘密組織《フルピース》――その諜報部に所属する野宮クロウはある日、解雇を言い渡される。
最前線を退くことになった敏腕スパイが選んだ、次なる任務(ミッション)は……とあるご家庭の『家政夫』!?
スパイ時代に培ったあらゆるスキルを駆使し、炊事洗濯にご近所トラブル、共に暮らす三姉妹の「お悩み相談」までも解決していくクロウ。
しかし、切り離せぬスパイとしての過去――街の暗部が家族に牙を剥いたとき、
「さぁ、始めようか。お掃除の時間だ」
フルピース史上最強の《スパイ十指》、その“No.009”としての実力を発揮する!!
アットホーム×スパイエンターテイメント、ここに開幕!

オススメの1シーン
▼▼▼三姉妹の長女「夏海」の悩み事を解決するため、クロウは『偽彼氏周知作戦』を決行することに……▼▼▼
「あんまり痛くしないでくれよ……?」
「手をつなぐだけでは痛くしようがないんだが……」
 呆れつつも、夏海の手をギュッと握りしめ、門を抜ける。
 手をつないだだけなのに夏海は「あ、あわわ……!」と半ばパニック状態に陥っていた。
 うん、こうした反応をするのは想定済みだ。作戦に支障はない。
 ひとの多い構内に入る手前で、俺は夏海にだけ聴こえる声量で指示を投げる。
「夏海。これから俺がすることに対して動揺するなよ? それが当然だとばかりに、毅然とした態度を貫け」
「へ? あ、ああ……なんかよくわかんねえけど、わかった!」
「よし、いい返事」

─── 「元スパイ、家政夫に転職する」より

この作品に寄せられた読者のコメント
  • 天然の騎士が守る個性的なお姫様たち
    ─── 音無 雪
  • クロウ、かっけーわ。女の心には経験値不足だけど、スパイとしての洞察力が凄い
    ─── @sigetiyo
  • 顔か!結局世の中顔なのか!
    ─── @Tara_Gin
  • ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♡カッコイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイクロウカッコイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
    ─── 蛇田暇夫
著者紹介
秋原タク
第5回カクヨムWeb小説コンテスト、ラブコメ部門にて本作が<大賞>を受賞。小説家デビューを果たす。ラブ3割、コメディ5割、シリアス2割のラブコメが好き。
イラストレーター紹介
ハリオ
カクテルのマンハッタンが大好きな絵描き。
お酒が好きなヒロインがいてテンション上がりました!
作品の面白さを伝えるための一助となれば嬉しく思います。

特別賞受賞作品特別賞受賞作品

この距離感——。
もどかしく、切ない。
レンタル関係から始まる焦れ甘なラブストーリー。

 高時給アルバイトを探している金欠大学生の斯波龍馬と、周囲には「恋愛に興味ない」と公言しつつも彼氏がほしい柏木姫乃。同じ時期にお互いの友人から「恋人代行」の話を聞いた二人は、すぐに登録し、たまたまデートの約束をすることに。
 当日、初顔合わせをした二人は緊張しつつも、手を繋いだりタピオカを飲んだり、と恋人のような甘い時間を過ごす。そんな中、姫乃の友達に見つかり気まずい状況に。姫乃が説明に困っていると、龍馬が「付き合っている」と嘘をついてくれる。本物の彼氏として振舞う龍馬に姫乃は胸の高鳴りを覚えて……。
 レンタル関係から始まるリアルラブストーリー、開幕です。

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この作品に寄せられた読者のコメント
  • ヒロイン全員個性満点で可愛すぎる
    ─── @isekaitensei30
  • ラブコメの最高傑作だと思います
    ─── こーへ
  • 久しぶりに一気読みしてしまう作品に出会いました。徐々に明らかになっていく人間関係がまた面白い
    ─── 石川 ゆたか
  • 全く関係ないはずだった面々が繋がって、絡まって、ドキドキハラハラを尽きさせない高速展開
    ─── @deco1612

警備嬢、異世界へ!
神の遣いらしいけどスローライフ希望です!

"不慮の事故から、突然異世界へ来てしまった警備員の悠里。
 強面だが親切な騎士団長に保護され、自身も警備の仕事をゲット。第二の人生はのんびりライフを送ろうと決意する!
 異世界食材で絶品ご飯を作って理想のスローライフ……と思いきや、餌付けしたもふもふ狐が実は神獣だったり、興味本位で作ったポーションが規格外だったり、うっかりやらかしまくり!! 仕舞いには、神が遣わした『光の申し子』と崇められてしまい……。夢見たスローライフは前途多難!?"

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この作品に寄せられた読者のコメント
  • もふもふは可愛いし、時たまはさむ飯テロも最高です!
    ─── くあら
  • 食堂のガヤたちが好きです! あとシュカを撫でたい
    ─── @gakupon
著者紹介
くすだま琴
山梨在住。埼玉生まれの元道民。本作が第5回カクヨムWeb小説コンテストにて異世界ファンタジー部門特別賞を受賞しデビュー。趣味は旅、写真、ハンドクラフト。やりたいことが多すぎる日々。
イラストレーター紹介
ぽぽるちゃ
イラストレーター。ライトノベルやカードゲームなどのイラストを中心に活躍。

幼馴染との甘々でじれったい両片思いラブコメ!

幼馴染の高西愛沙は、学年で一番の美少女と噂され、さらには勉強もできて誰にでも分け隔てなく優しい。……ただし俺、藤野康貴だけを除いて。
「なに?」「いや……なんでもないです……」
 遠い存在になってしまった幼馴染との関係は、愛沙の妹まなみの家庭教師というきっかけで再び距離が近づいていき……。
「私テスト終わったら康貴にぃとデートしてもらうの」「なにそれずるい……」「お姉ちゃんもやってみたらどうかな?」
 愛沙の怖い態度の裏側にある本当の気持ちを知ることに。素直になれない幼馴染との甘々で焦れったい両片思いラブコメ!

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オススメの1シーン
▼▼▼妹の家庭教師というきっかけで、疎遠だった幼馴染と再び関係を深めていくことに……。甘々だけどじれったい幼馴染に思わず、きゅんです!▼▼▼
「お邪魔しまーす」
「あ!康貴にぃ!はーやーくー!」
 玄関先で挨拶すると、上の部屋からまなみが呼んできた。
 もうすでに細かいやり取りはなく、直接まなみの部屋に向かうのにも慣れてきている。
 元々勝手知ったる人の家というのもあって馴染むのは早かった。
 ただ、今日は予想外のことが起きていた。
「やっほ!もう始めてるよ!」
「お、おう……」
 予想外は二つ。
 一つ目は――
「なに……?」
「いや、何もない……けど……」
 部屋に愛沙の姿があったこと。
 相変わらず不機嫌を隠さない表情と冷たい声音で、目を合わせずに声をかけられる。
 なんでいるんだ……? 俺が来るの、知ってたよな……?
 そしてもう一つの予想外は――
「なぁに~? 康貴にぃ、お姉ちゃんがいるから緊張してるの~?」

─── 「幼馴染の妹の家庭教師をはじめたら 
疎遠だった幼馴染が怖い」より

この作品に寄せられた読者のコメント
  • 素直に好意を向けてくる妹。素直になれず気持ちが焦る姉という対比がすごく良かったです。
    ─── キョウキョウ
  • 読み進めるごとに作者の個性やそれぞれのキャラへの愛着が湧いてきてどの話も楽しめて読めました!
    ─── @06191220
  • ツンデレの良さを再認識
    ─── @kenshinn
  • 愛沙がかわいすぎて惚れました!
    ─── @koki-ng
著者紹介
すかいふぁーむ
第5回カクヨムWeb小説コンテスト、ラブコメ部門〈特別賞〉を受賞した「幼馴染の妹の家庭教師をはじめたら」にて、ファンタジア文庫デビュー。
イラストレーター紹介
葛坊 煽
丁寧で繊細な筆致と、人物の感情表現に定評のあるイラストレーター。

朝読小説賞受賞作品朝読小説賞受賞作品

彼だけが知っている私の秘密、私だけが知っている彼の秘密

二年前に両親を亡くし、祖母と二人で暮らす高校一年生・五木麻里(いつき・まり)には、妖(あやかし)が見える。しかしそれを周りに打ち明けると変人扱いされ、それを妖に知られると襲われる。彼女は自分の身を守るため、それをだれにも言わず秘密にしていた。

麻里はある日の学校からの帰り道、妖に襲われる。彼女の悲鳴を聞いて駆けつけてきたのは、たまたま通りかかった麻里のクラスメイト、朝霧晴(あさぎり・はる)。彼はある理由から、麻里の友人たちの間で噂になっている男子だった。麻里は、野犬に襲われただけだとごまかし、晴も詳しくは追及しない。晴もまた、だれにも言えないある秘密を抱えていた。

互いに「人には言えない秘密がある」ということを共有した二人は、クラス企画の肝試しで出会った土地神、人の恨みを吸い取って大きくなる蛇などの妖が引き起こす出来事を巡り、交流を重ね、惹かれ合っていく。

秘密を抱えた二人の、青春恋愛妖譚。第5回カクヨムWeb小説コンテスト「朝読小説賞」受賞作!

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オススメシーン
▼▼▼主人公「麻里」はいつものように学校へ向かう。しかし、その道の途中には……▼▼▼
 ようやく広い道へと出ると、目の前から小学生の一団がやってくるのが見えた。横に広がって歩いていたので道を空けてあげようと、脇へとよける。私の目がその姿をとらえたのは、そんな時だった。
 目にしたとたん、サッと血の気が引き、体が冷たくなるのを感じた。とっさにそれを視界から外そうと、顔を下へと向け自分の足元だけを見る。
 私は気づいていない、何も見ていない。
 必死に自分にそう言い聞かせながら歩いた。いつの間にか手は爪が食い込むくらいにきつく握られ、今にも震えだしそうになるのを何とかこらえている。
 前からやってきた子供達は、そんな私を気にすることなく、ワイワイ騒ぎながら近づいてくる。
 私がこんなにも怖がっているなんて、気づいてもいないだろう。まして怖がっている『あれ』の存在なんて、目にも映っていないに違いない。
 そいつは子供達の真ん中に立ち、彼らと一緒になって歩いていた。

─── 「妖しいクラスメイト ~だれにも言えない二人の秘密~」より

この作品に寄せられた読者のコメント
  • エンターテインメントでありながら文学的
    ─── 和希
  • 二人の心情や情景が豊かに表現されています
    ─── 濡瑠マユ
  • 心温まるお話です
    ─── @himekon
  • 妖怪と人間の絆、そして友愛。納得の朝読小説受賞作!
    ─── コノハナサクヤ
著者紹介
無月兄
熊本県出身、福岡県在住。一般文芸、少年漫画や少女小説、時代劇から舞台まで、どのような形であれ物語が好き。本作が第5回カクヨムWeb小説コンテストで朝読小説賞を受賞し、書籍化。
イラストレーター紹介
サコ
フリーのイラストレーター。『賀茂川コミュニケーション塾――ビブリオバトルから人工知能まで』(教養みらい選書)、『ネクラとヒリアが出会う時』(富士見ファンタジア文庫)などのイラストを手掛ける。

このぬいぐるみたちハンパない! 癒し系にして、探偵。

ゴールデンレトリーバー(子犬)のぬいぐるみ・リーバーと、その後輩でビーグル(子犬)のぬいぐるみ・コーハイが、探偵コンビとなってさまざまな事件を解決していく!

人間たちが寝静まった深夜、ぬいぐるみたちはごそごそと動き出す……。
と言っても別にホラーじゃないッスよ。だって本当は、ぬいぐるみは動けるんスから――。
いつものようにぬいぐるみたちと遊んでいた、ある夜のこと。
大きな悲鳴(あ、人間には聞こえないッスけどね)が聞こえ、お風呂場に駆けつけてみたら、なんと、ぬいぐるみペンギンのギンが死んでいたッス!
これは、殺ぬいぐるみ事件にちがいないッス! 
すぐに、肉球色の脳細胞を持つ名探偵のリーバー先輩とその助手であるボクは謎解きを始めたんスけど、その犯ぬいぐるみは思いもよらないヤツで……。

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オススメシーン
▼▼▼人間たちが寝静まった深夜、ぬいぐるみたちはごそごそと動き出す……▼▼▼
 雪雲のすき間から見える、ほんのりとした月明かり――。
 ここは、とある北国の雪降る街。
 その北側に建つマンションの一室の窓から見える景色は、一面の銀世界だった。
 この時期の夜はとにかく静かである。
 街角に降り積もった雪が、人間の造り出す雑多な音をその白い色に溶かし込むように吸収してくれるからだ。

 そんな、冬の真っ只中。
 人々は当然、暖房器具を使って暖を取る。ここのリビングルームも、先ほどまで火の点いていた大きな石油ストーブのお陰で、まだ暖かさが残っていた。けれど、いくつかの電子機器のランプが光っている以外、真っ暗闇だった。それもそのはず――今は真夜中、「ウシミツドキ」なのだから。
 でもよく目を凝らして見れば、リビングの中に何やらうごめく物体があった。それもひとつではなく、五つ、いや、六つ……。
 もしかして――ぬいぐるみ!?
 そのフォルムは、確かに「ぬいぐるみ」としか思えない。
 大きさはどれも、人間の小さな子どもが抱きかかえることができるくらいのものだ。何度目を擦ってみても、やっぱり暗い中でがさごそと動いている。

 ぬいぐるみが勝手に動くなんてことがあり得るの?
 あなたもきっとそう思っていることでしょう。
 この地域にあるという活断層の動きが活発化し、そこからあふれ出たエネルギーが彼らを突き動かした――かどうかは知らないが、とにかく、このマンションの一室のぬいぐるみたちは動き回っている!
 棚の上やソファーの上など、部屋のあちこちに散らばっていた彼らが円陣を組むようにひとかたまりになり、人間には聞こえない周波数の音波みたいなもので、一斉に声をあげた。

─── 「ぬいぐるみ犬探偵 リーバーの冒険」より

この作品に寄せられた読者のコメント
  • つい、ほのぼのしてしまう。探偵物語がありました
    ─── シラシラ
  • ぬいぐるみなのに緊迫感がッ。絶妙なバランスが面白くて、めちゃくちゃ癒やされました!
    ─── おしゃもじ
  • ぬいぐるみたちがとってもかわいくてメロメロ!
    ─── スエテナター
  • キャラとの掛け合いがいい感じです。子供向けミステリーとてもテンポがいいですね
    ─── 響ぴあの
著者紹介
鈴木 りん
「第5回カクヨムWeb小説コンテスト」に「ぬいぐるみ犬探偵 リーバーの冒険」で応募。同作品で「朝読小説賞」を受賞して、作家デビュー。
イラストレーター紹介
らいらっく
イラストレーター。『不思議のもふもふカフェ』『不思議のもふもふティーパーティー』(ともにリブレ)など。いきもののイラストを数多く手掛ける。

第6回カクヨム
Web小説コンテスト開催!

開催期間:2020年12月1日~2021年1月31日

第6回カクヨムWeb小説コンテスト

カクヨムとは?

様々な小説を「書ける、読める、伝えられる」、Web小説サイトです。
ファンタジー、SF、恋愛、ホラー、ミステリーなどのオリジナル小説から、二次創作作品、また角川文庫やファンタジア
文庫、MF文庫JといったKADOKAWAの文芸小説、ライトノベルが全て無料で楽しめます!

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