「読経」を含む小説

時は平安。妖や魔物が多く蔓延るこの日ノ本で二人の異端児が出会った。 転生し、千年以上もの未来の記憶を持って生まれた自称忌み子でフリーの陰陽師の陽光（はるみつ）。 妖狐でありなが…

大尊寺学園高校二年生の如月　弥生は、成績優秀、スポーツ万能で生徒会長も務める学園一の有名人。 しかも強力な霊媒と透視能力を持つ特別な少女でもある。 その弥生がこの世で一番好きなの…

お坊さん 「師走」の「師」がお坊さん、つまり僧侶を指すという説は古くからあるものです。 かつて、12月は僧侶が各家庭を訪れて読経や仏事を行う時期でした。 このため、僧侶たちが忙し…

「色即是空、空即是色――」 　昂源院の暁闇に響く読経の声。 　十五年来の同志を突然の死で失った尼僧・咲夜は、深い悲しみに沈む。 　しかし、その喪失体験が彼女を新たな探求へと導く…

これは私が今まで書いても書いても投稿が出来なかった理由です。 青切さん主催の企画に興味が出たので書かせていただきました。 【ひとり一作まで】1000字以内の『ナニカ』【ひとり…

誰かに必要とされること。 死した後でも、あの英雄がいたら。 祈祷師が読経したところで、死人の顔色が変わる、なんて恐ろしいことだ。 騙されたくない。 それとも本当のことなのか。 後…

読経だけでは物足りないのだそうです。 人生最後にして最大の晴れ舞台を、新しいステージに向かう故人を応援する壮行会と解釈し、大いに盛り上げたいとのことでした。 お別れの会に流すので…

ありふれたアパートの一室にまつわる怪異を集めた短編集。 1 スピーカー …若者達が騒ぐ部屋の壁から響いてくる読経の声。それは彼らの精神を浸食していく。 2 妨害訪問者 …夜帰…

　天正四年（西暦一五七六年）、五月七日。摂津国天王寺。 　石山本願寺攻めの拠点である天王寺砦に籠もる明智光秀以下三千の将兵が、本願寺勢一万五千の兵に囲まれ、絶体絶命の危機的状況。…

時は戦国、戦乱に荒廃した京の都に暗躍する冥道衆。「魔をもって魔を討つ」と呼ばれた鬼流門未月が立ち上がる。人々の血と涙の証である血判で魔神を呼ぶ。 第一部「月影」京都の羅生門の鬼を…

この作品は『同題異話・十一月号　　きょうを読むひと』に参加しています。

　本作は、大友家をはじめ日本史を研究された故　福川一徳氏が臼杵史談８７号Ｐ１２　に寄稿された文書を現代語訳したものです。 　以下に福川氏が活字化したものを一部掲載しますが、ご覧頂…

冥土、第三法廷。只今、第一回公判中。ある男の生前の行いが裁かれている。 　裁かれる男の名は安川雄二。生まれてから亡くなる八十の御歳まで天真爛漫、好き放題 に生きてきた。かといって…

※小説家になろう、アルファポリスで先行、完結した作品です。 坊主ミーツガール 同級生だった彼と彼女の再会は、彼らが社会人となり、彼女が死んだその時だった。 彼の家は寺。小さい…

　他作品を公開していた際、合間に掲載していたコラムです。 　前作、前々作に引き続き、知っているようで知らない雑学を語っています。色、ホタル、深海生物etcetc……と節操のないラ…

　今回は宇宙と深海について調べてきました。赤色巨星（せきしょくきょせい）や超新星爆発（ちょうしんせいばくはつ）、深海の生物が潰れない理由などを解説する予定です。他にもアンコウが光…

※この物語はフィクションです。実在する人物・事件・場所・団体名などとは関係ありません。また、反社会的・反道徳的な表現などを含みますが、そういったものを助長・教唆するものではあり…