信長魔神伝

時は戦国、戦乱に荒廃した京の都に暗躍する冥道衆。「魔をもって魔を討つ」と呼ばれた鬼流門未月が立ち上がる。人々の血と涙の証である血判で魔神を呼ぶ。
第一部「月影」京都の羅生門の鬼を討つ未月。相手は大蜘蛛の化身だった。忍者の魔神月光が蜘蛛女を倒す。助けた少女とともに美しい尼僧星照院に世話になる未月。
第二部「百鬼夜行」京都で百鬼夜行が起き、向かう未月。それは罠、星照院の寺がその間に襲われる。語法童子、牛頭馬頭と星照院の読経に助けられ魔を打つ未月。
第三部「百獣王」戦国大名六角定家の心を支配し、農民たちに強制労働をさせる魔界の黒武者。農民の子の願いを聞き、溶岩の怒れる魔神百獣王で黒武者の４つ首の竜を討つ未月。
第四部「鱗怒羅」信長が上洛した後の堺の港町。巨大な幽霊船が現れ人々を苦しめる。弟波流貴(…続きを読む