概要

死別が開いた扉。そこには、すべてを照らす光明が待っていた――
「色即是空、空即是色――」

 昂源院の暁闇に響く読経の声。
 十五年来の同志を突然の死で失った尼僧・咲夜は、深い悲しみに沈む。
 しかし、その喪失体験が彼女を新たな探求へと導く。
 量子物理学、脳科学――現代科学の知見と向き合う中で、彼女は禅の真髄に触れていく。
 見守る師の目には、弟子の苦悩と成長の軌跡が映る。
 そして今、昂源院の教えは、現代医療の現場で新たな光を放とうとしていた。
 伝統と革新、科学と宗教、生と死――。
 相反するものの間で見出される真実とは?
 静寂と光明が織りなす、魂の成長の記録。
  • 完結済1
  • 8,959文字
  • 更新
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