「親子 ほっこり」を含む小説

　主人を無くして、その悲しみからも立ち直って、私はやっと一人の生活に慣れてきた。 　それでも、全く寂しくない訳ではない。 　それを察した様なタイミングで、息子が顔を見せてくれた。…

かぁちゃまこと萱森秋穂(かやもり　あいお) は占い師やお祓いを生業にしている。 2人の娘すずな・ひより(通称すずひよ)は、かぁちゃまのテキトーな性格を 不思議な思いで見守っていま…

　これは、実際にあった作者の仕事中のエピソードです。 　作者自身、接客業を１０年近くやってきました。色々なお客様と出会ってきました。もちろん、親御さんと一緒にお買い物に来たお子…

こちらのお話は三題噺スイッチ改訂版様に出していただいた三つのお題、「つる草」「息子」「表具屋」を使って書かせていただきました。 ちょっとお茶目なパパ、まっすぐな息子の仲良しっぷり…

KAC20234参加作品。 僕はいつものように作業していた。 ふと、外の空気を吸いたくなった。 いつもの毎日…だと思っていた。 いつの間にか僕らは失くしていたのだろうか。…

ある夏の日の昼下がり。 買い物帰りに通りがかった公園で、彼女はふと当時を懐古する。 全三話完結。一話あたり、1500文字前後。 「ことわざ」をテーマにした短編です。

その小児科はGoogleマップに出てこない、不思議な小児科。嵐山の竹林を抜けて、沢を渡ると建っている小さな小児科。

父親の誕生日にチョコレートをプレゼントした愛莉。しかしいつまで経っても父は食べてくれなくて――。 果たしてその理由とは――？

　シングルマザーの麻子と、３歳の息子のはる。 　自分が本当に息子を愛せているのか不安になる日々のなかで、ちょっとだけ麻子を強くする素敵な出来事が起こります。 　 　自分を育ててく…

【１話完結、短編シリーズ第４弾】 クリスマスに、優しい物語はいかがですか？ ・あらすじ クリスマスを目前に控えた「文学喫茶オムレット」 従業員の愛理は、今年も北海道の冬と格闘し…

これは私の息子がした面白い３つの勘違いの話。 ほっこりとする話がここにはある。 ――でも、”これ”だけは勘違いしないでほしいな。

仕事帰りにフラフラとしていた真田(さなだ)はとあるカフェにたどり着く。そこは女性オーナーの茅廣(ちひろ)が営むカフェだった。カフェには個性的な人達が集まり、それぞれの家庭の事情や…

「私」と母の、何気ない親子の日常のワンシーン。なんでもないはずの休日でも、大好きな人がいれば、それはきっと特別な日。

赤いきつねと緑のたぬきが力を合わせて悪をやっつける勧善懲悪モノ。 二人はピンチになると合体してイエローキキへと変身し、悪事を働くやつらをやっつけるのだ。 「緑のたぬき」と特撮ヒ…

夫を亡くしてから息子を女で一つで育てた私は、お盆に赤いきつねをお供えして緑のたぬきを食べるのがお決まり事でした。

人間に憧れて、将来は人間世界の医者を目指している一匹の若い女（おんな）ギツネのテリア。 彼女は病弱な人間の姿である母ギツネの面倒を見ながらも、人間界で女子高生の姿に変身して、昼は…

冬になると、横になってくるまりたくなるコタツ。 カナちゃんは、そんなコタツが大好きな女の子。 カナちゃんとコタツといっしょに、ぽかぽか温まりませんか。 １話完結の短編です。

お父さんが大嫌いな小太郎。 小太郎に怒ってばかりで仕事が忙しくて構ってあげられない父。 だけど、お母さんはお父さんのことを「優しい人」と言った。 それを信じられない小太郎。 ある…

ある朝、目が覚めたら、身体が入れ替わっていた……その相手は友達でも恋人でもなく、なんと一歳になったばかりの息子！「イレカワリ体質」の親子を描く、ほっこりホームドラマ。

　本作は「アトピー性皮膚炎」「アレルギー」をテーマにした絵本原作となります。 　生まれながら全身に酷いアトピーを抱えているぼく。 　かきむしり、かさぶたができてもはいでしまい、…