「自分を信じられない」を含む小説

未だ言にあらず――それは、未だ言葉としてなかった物事に宛がわれた言葉の未《いま》だ。 それを『未言』という概念で産み出していったのが、未言屋店主です。 その未言屋店主の思い描い…

　社畜の菱川一之助は、勇者の少女ディアナを拾う。 　世界を見捨てて逃げた自分に絶望するディアナと、弱った女の子を利用しないよう自分を疑い続ける一之助。 　自分を信じられない社畜と…

幼稚園児くらいの小さいころ、一度だけ幽霊を見ていた。家族に言っても構って欲しいと思われて相手にされなかったが、強く記憶に残っている。今では霊感が全然ない自分が霊感があったころの話…

自分のことをどうしても信じられない人物がいて、そのせいで、用心深くなっているのだが、それは二人いた。かたや、科学的な発想をする人で、もう一人は、躁鬱症のような心理的な発想をする人…

水を刃に変える異能〈冷刃（エツナブ）〉でバトルする物語。 バーツは、人を一見しただけで信用できる人物か否かを見抜く力を大事にしてきた。それは幼い頃の悲しい体験がきっかけ。古風な…

なんの変哲もない、退屈な人生を送ってきた三十路ＯＬ・繭は生きることに疲れていた。 そんなある日、繭は家の中で、幽霊みたいに透けてひかったイモ虫を発見する。 繭はイマジナリーフレン…

「犯人はあなたです。」 　名探偵に指をさされたらあなたはどうしますか？ ＊ 　シャーロキアンである女子大生の渡　蓮眠（わたらい　はすみ）は東日本ミステリー協会からミステリーツ…

想い人に日々思いを募らせている学生の釜田純。しかし彼はどうにもあと一歩先へ進むような信用をどのような人間にも抱いていないという矛盾を抱えていた

とある新興国で開発されたという「精神兵器」の正体を探るべく、CIAエージェントのジャック・アーロンはその「混沌の国」を訪れる。 国民の多くが幸福を自負するその国で突き詰められる…

　世界の終わりまで、あとちょっと。 　誰もが認めるカワイイ少女の恵理、そしてその友人であるフツウの私、由羽。なぜだか気の合う私たちはお互いに好きな映画の話なんかをしながら、どこ…

自分を信じられない少女が1人の男の子に恋心を抱き、その気持ちに答えて貰えない世間的に形にならない恋をする話。その少女は変わりながらどんな結末を望むのか。

夏祭りの夜、浩一は些細な事から幼なじみの洋平を手に掛ける。 しかし、周囲の人間は気付かないどころか、洋平の存在が初めからなかったかのように振る舞う。

二階堂は２番目マニア。２番バッターで副会長。 学力も体力も２番を目指し、志望校も本来の第２希望。 そんな彼に生まれた恋心。果して彼女は彼の一番になりえるのか！？

少年、速水カイトが目覚めた場所は「技能《スキル》」と呼ばれる超常的な力が手に入る異世界の迷宮。 だがそこで手に入るスキルのほとんどは、使い道の限られたゴミスキルだった。 戸惑い…

物心ついたときには既に書くことが嫌いになっていた私が、なぜか30代最後にして小説を書くことに目覚めてしまいました。 　やっと人生最高の趣味に巡り会えたと思えるほどハマっている「書…