モバイル艦隊

篠塚飛樹

第1話 はじめに

 趣味で小説を書き始めた私ですが、そもそも文章を書くことを最も苦手として生きてきました。書くことを苦行と感じ始めたのはいつの頃のことだったのか。。。小学生の時には既に作文の類を書くのが大嫌いでした。読書は大好きでしたが読書感想文は大嫌い。。。

 そんな私が小説を書き始めたのは2013年、30代最後の年の初夏のことでした。


 自分が心に思い描きながら書いた文章が、読む人の心に同じ情景を浮かび上がらせる。そんな文章を書けるようになる。


 私の伝えたい想いを1人でも多くの人に伝えられる。そういう人を引き込む力とメッセージ性の強い作品を書けるようになる。


 それらを目標に私は小説を「書く」とは言わずに小説は「描く」ものだ。そう自分に言い聞かせながら描いています。

 趣味とはいえ、多くの方に読んで頂きたいと思って作品を書いているので、自己満足の独りよがりにならないように肝に銘じながらこれからも描き続けます。


 そんな私も読者の皆さまのおかげで初の作品、しかも自分でもこんなに長い文章を書いたことがないぐらい長い長編を完結させることができました。そして今、2作目の長編を描いているところですが。。。

 

 重い。。。

 しかも

 暗い。。。


 気付いてみれば、1作目も2作目もそんな感じです。そしてこれから描こうと温めている作品もネタは違えど似たような雰囲気になりそうな予感。。。なんか早くもそんな感じの「作風」が身についているような。。。それはそれで良いことなんでしょうけどね。。。


 でも私、ホントは明るい性格なんです【自分で言うか?】。いやマジで。。。

 マニアックだけど重くも暗くもない【つもり。。。】。

 明るい短編集でも描こうかなとも思いましたが、短編は難しいし、折角描いてもやっぱり重くて暗い作品になってしまったら「やっぱりトブキは。。。」ってことになりかねません。ある意味読者様の期待を裏切らない。ということなんでしょうが。。。


 あぁ、そう言いながらすでに前振りが長い。。。とても短編は無理だっぺな~。【んだっぺな】


 普段は明るい性格の私【自称でしょ】を何とか作品で表現できないかな。。。あ、そうだ、普段明るいなら、いつもの私に密接した作品を描けばいいんだ。

【そうそう仕事的にはネタに事欠かないし。。。いいの描けるかもよ】そっか仕事のことなら。。。あ、いかん。それはそれで重くて暗くなるかも。。。

【普段の私って、ことは普段の生活ってことだよね?】あ~、日記みたいなのなら明るくいけるかも。。。ジャンル的には。。。そう、エッセイにしよう。普段明るい人が描いたエッセイなら明るいのでは。。。それでも重くて暗かったら。。。救いが無いけど【新たな発見にはなるよ。やっぱり暗かったって(笑)】

 ということで【 】に自分への突っ込みを入れながら明るく行こうかな~と思います。

 あ、マニアックなとこは御愛嬌ということで、大目に見て下さいませ【っていうか、こんなの読んでくれる人っているの?】

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