「現代ノベル」を含む小説

ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫　鐘太郎（ワタヌキ　カネタロウ）はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。…

「これより大物喰い《ジャイアントキリング》を開始する。──わたしの王よ、どうか武運を」 ＜カドカワBOOKS10周年記念長編コンテスト、優秀賞受賞＞ 並行宇宙からの侵略兵器「…

【カクヨムコン８特別賞（プロ作家部門）】 　ある日、とある商社の地方営業所が異世界に転移した。 　そこには数十人の社員がいた。異世界は未知の場所だった。未知の場所、未知の環境、未…

　朝起きたら、額に妙な跡が付いていた。 　後輩は「なにかの足跡じゃないですか？」というが、足跡のサイズからして体長およそ10㎝前後の直立二足歩行型の生物ということになる。 　そ…

１２月２４日。色とりどりにライトアップされた東京都池袋。 独り身のオタクには、少しばかり肌寒い夜。 周りのカップルを横目に、口元をうずめた彼は気づく。……クリスマスツリーの天辺に…

　事故によって片腕を失ったのは天才と称され、数々の賞を総なめにしてきた一人の少年、天野桐谷だった。 　神童と言われたその少年の絵描きの腕は、腕一つ失ってもそう衰えることはなく誰も…

『胸がこんなにドキドキしているのに、 顔がどんどん熱くなるのに、 言葉がどうしても詰まってしまうのに。 一番怖いのは—— このすべてさえも、あなたが「プログラムだ」と思ってしま…

　江峰東高校には「文化研究部」が存在していた。 　その部活は江峰市の様々な場所で起こる「怪異による事件」を解決することを目的としている。高校二年の春に怪異の事件に巻き込まれた“櫛…

[タイムスリップものです] ラブコメ週間:58位　総合:409位　ありがとうございます！！！ あれは1年前。自分がまだ高校生だった時。 僕はとにかく臆病で、勇気がなくて。 彼…

東京の美術館で見た“瞳を持つ花”の作品によって幼少期のトラウマを抱える朝倉良悟は、福岡の芸術大学に通う平凡な大学生。ある日、後輩の高崎三栗から「夜に咲く花」を探しに行こうと誘われ…

「この世に霊は存在します」 時の首相が実演と共にそう発表した日から、世界は変わった。 “霊に対する防護法”が国の評議会で採択され、霊災対策は国家事業へと拡大。 各地に霊関連…

孤独を抱える冴えない大学1年生、蒼守唯斗は、ある時野良の三毛猫に出会う。 孤独を癒せればと思い、猫を家に連れ帰る主人公。一緒のベッドで寝て、次の日の朝起きると、なんと猫は全裸の金…

　音楽だけが、僕を裏切らなかった――。 幼い頃から虐められ、孤独だった天川 優斗は、ピアノの才能を見出され、天才ピアニストとして称賛された。 だが、中学二年で「トゥレット症候群…

舞台は、日本国から見捨てられた超危険特区【異法都市露希】。 ここでは、過去の大戦から学びを得た2種族が共存の道を辿っていた。 怪異と人。 人は魔術を取得し、怪異は権利を取得す…

将棋を愛する高校生・菱沼真司は、ある日スマホの片隅で奇妙な『日記アプリ』を見つけた。 そこに綴られた言葉は、現実のものとは思えない。 異世界から届いた日記。そんなこと、信じられる…

　使用人として完璧に仕事をこなす一方、血の味が悪いことをきっかけに主人から追放され続ける少女『七見　光莉』。 　母のような立派な眷属になることを夢見る彼女だったが、傷つき続けて…

　呪い、都市伝説、歪んだ信仰。 　日本横断を行う主人公のひろき、日本各地で起こる不可解な出来事に関わるうち、怪異と対峙する事に……嘘をつき続けた先に、人は何を失うのか。 これは…

〈あらすじ〉仮置き 　始まりは２〇２５年、冬。舞台は、架空の現代日本。これは――死者の領域〈死界域／シカイイキ〉や妖怪・怪異、異能力――そんな非日常が当たり前に存在する日常を、…

冷房命のOL・雪代ユキには、人には言えない秘密がある。 それは――雪女の末裔だということ。 夏は溶けるし、冷房設定でも同僚と揉める。 社内の人間関係より、室温との戦いが日常。 …

この世の中には、勝者と敗者がいる。 ――恋人がいて、青春を謳歌し、学校生活をカラフルに染める勝者。 そしてその反対側、モブのように生きる俺・高一賢聖（たかいちけんせい）。 高校…