「犯罪 図書館」を含む小説

ヤマもオチもありません 淡々とした日常の中で起きた、小さな結びつき 二十七歳と十五歳のありえない出会い その始まりと終わり

都内某大学で起きた奇妙な事件。地下図書館と研究棟で見つかった二人の学生の遺体は、なんと半身だけが急激に腐乱した状態で見つかった。果たして彼らに何があったのか？ 「科学的にあり得な…

　共和国陸軍の大尉であるイアンは、マイナー部署である独立図書館連隊の中隊長。市民からの寄付運動や基地の図書室の整備などを務めていた彼らは、ある日、新任の連隊長ランダ中佐から、新た…

エロなしBL×シリアスとヒューマンドラマ。 日本初の刑務所図書館に理由があって勤める今井仁愛(いまいにあ)と本を借りにくる囚人たちが繰り広げる真実の物語を双子の兄の今井義人(い…

異端の民俗学者・貝木稀人（かいき　まれひと）。 彼は怪異が実在するなどという世迷い言を繰り返すため〝プロフェッサー怪奇学〟と望まない綽名で呼ばれていた。 数少ない教え子であるエキ…

裏切られ、利用され、弄ばれ。世界に絶望した少年リヒト・クレールのどうしようもない人生は、一人の魔王の手によって幕を下ろした……はずだった。気が付けば、リヒトは見知らぬ図書館にいた…

あらゆる行為に予約が必要となった世紀末世界。 なんでもかんでも予約必須にすれば犯罪も減るのかも。 でも、急にトイレ行きたく鳴るときとかってあるよね ↓前回の投稿↓ 『合致率…

悪魔憑き。 それは代償を支払い、悪魔と契約して魔書を与えられ、人知を超えた力を手に入れた人間のことである。 男性の悪魔憑きを《ソルシエ》、女性の悪魔憑きを《ソルシエール》という。…

　週末の休日を大阪Ｎ区の図書館で過ごしていた田中は、偶然にも会社の後輩である四十川仗助に出会う。 　彼はその図書館で何か用事があり、偶然、田中と出会ったのだが、その用事とは先週末…

貧乏な「私」は、図書館に通うことが一番の楽しみだった。 お金がなくても本を読める。手にすることができる。それがありがたいことで。 私にとって、図書館は最高の遊び場なの。 ＊＊…

ホラー短編小説集です。各話は独立しているので、どこから読んでいただいても大丈夫です。 第１話【いぬのかお】……老母の遺体を処理するために、男が思いついたのは、衝撃的な方法だった…