幾つの星を入れるべきか?結構悩んだ。相対的に必要労力の少ない短編にはMAX2つが信条なので、スタートは2つ。1つはない。駄作じゃない。能く出来てる。3つ? そんなに感動はしない。じゃあ、2つ? それは余りに凡庸な評価。適度な皮肉が効いている。社会の裏、と言っては大袈裟だが、その切口は鋭い。だったら、3つ? でも、反社会的な味付けが一掴み。それに賛同するのか?な〜んて悩む作品です。
読後に、息苦しくなってしまいました。少女の行為とその感情との間で、自分自身が張り裂けてしまいそうな気持ちです。彼女を本当に救うためには、どうすればいいのか、読んだ後に考えてほしいです。