「新美南吉」を含む小説

十歳にも満たない頃からツグミとしていた二人だけの遊びがあった。 花を集め、ガラスで覆い、極彩色を眺める。 ただ、それだけの遊び。 その遊びの名を思い出せずにいる。

引用著作 『The Continuing Story of Bungalow Bill』 ――Lennon-McCartney ――©1968 Sony/ATV Music Pu…

　妻が逝った。若干人間嫌いな「僕」を置いて。泥の海に眠るような僕の惰性の生活を救ってくれたのは妻が生前に僕にかけてくれた「魔法」だった。

恥ずかしがり屋のリスの女の子・ティナがとある願いを叶えるため、小さな冒険に出る物語。 森の奥に一人住んでいたティナはある日、願いを叶えられる「魔法の水晶玉」の噂を聞くと、自分の…

角川つばさ文庫『 ごんぎつね・てぶくろを買いに』所収。児童書底本につき漢字は総ルビです。 （※キャッチコピーは名作キャッチコピーキャンペーン受賞作から）

ごんぎつねは、いつもいたずらばかりの嫌われもの。兵十の釣りをジャマしてみた次の日、村の様子がいつもとちがっていて…。角川つばさ文庫『 ごんぎつね・てぶくろを買いに』所収。児童書…

新美南吉の童話『デンデンムシノカナシミ』をダークな感じにパロディしました。情報弱者の悲しみについて。

男は語り始める。雨の降る中で出会った、悪魔と呼ばれる人物。心奪われた夜と、その人物との旅路を。 【涙を流すと津波が起きる男と、虐殺系指名手配アイドル（概念）の旅物語】 この…

夫婦茶碗のような掌編を二つ。 オカン(男子)かと聞かれると微妙な気もしますが、このくらいの距離感の夫婦のほうがなんとなく長続きするんじゃないかなと思い、第一回オカン（男子）文学大…

新美南吉『ごんぎつね』で、ごんがRTA（最速ゲームクリア）に挑むお話です。

新美南吉の『ごん狐』からお届けします。

ミオさんが絵画修復師のドナさんに修復をお願いした絵は、悲しみに染まった絵でした。 第32回新美南吉童話賞予選落ち作品。

仕舞屋のガラス戸の「本日、ありません。」とは？！

彼岸花には「再会」と言う意味の花言葉があります。こんなひとときに巡り合えたらいいのに。 亡父の七回忌に寄せて――。 第27回新美南吉童話賞応募作品

失われつつある懐かしい故郷の原風景に思いを馳せる。 第26回新美南吉童話賞応募作品