かわいらしく、美しい物語。いい文章。名文といって差し支えないのでは。はっと目をみはらされる美しい風景描写。読むべち佳品だろう。
全身で愛を表し、その体で全てを確かめる。これは童話ですが恐ろしいものは恐ろしくて子供一人行かせる母。自立とはまた違う形で、お使いのように目的を果たす子供。優しい物語が。綿雪のように見せていても。豪雪の時もある。しかしこの物語とは無縁のことです。寒さも全てひっくるめて。虹も夜も粉雪も散らす、親子のねんねのじかんまで。どうか語り継がれる物語。
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