「文学」を含む小説

さまざまな賞に応募したものなどです。

趣味は読書。好きな物は小説。人と話すより本を読んでいる方が安心する。 そんな人見知りの主人公、高橋香絵は高3の5月に図書室で、絶対に気が合わないと思っていたクラスメートの松野蒼唯…

10歳の少年が妖怪が住む妖怪郷という世界に迷い込み、冒険する話。児童文学作品の試作です。 この作品でいくか、それともまた違う題材にするか悩んでいます。また違う題材も思いついたら一…

花園女子高校を卒業した彩佳たちは、同じ系列の花園女子大学に進学し、モデルだけでなく、デザイナーや女装ファッションモデル希望の男子たちもプロデュースします。

児童文学の巨匠、大沢孝義（５４歳）が、連載から逃れようとして、Ｂ５のツバメノートに書いたプロット案。なぜそれを作ったのか。それはにちゃんねるに書かれたある都市伝説、深夜零時に物語…

中学三年の秋、親友であるNは一枚の絵を完成させた後、もう学校に来ることはなかった。 それから約二年が経った頃、私は突然に母の口からNの自死を知る。 Nが残した遺書を手にした私は、…

自殺願望はあるが、最後の一歩を踏み出せないでいる主人公は、学校の屋上で知り合った少女、青月雫に自分の過去を話し出す。他者への劣等感と死んだ兄に対する嫉妬に狂う自分が醜いと思いを吐…

星の営みと生命の交差点。人はどこから来てどこに行くのか。自由とは何か。命の神秘を描く物語。

郭居敬撰『二十四孝詩選』を和訳し小伝を添えて国文化したとされる御伽草子の孝子譚「二十四孝（にじうしかう）」の現代語訳を試みます。テクストは日本古典文学大系38『御伽草子』所収の「…

現代に生きる希望を見出せない若者が多い中、不幸なことに全てを失い続けてきた不良少年アキラは、自分が生まれてきた理由を常に探し続けていた。 ある日、朽ち果てた教会の前で倒れている老…

5/19の文学フリマ東京38で販売する同人誌の紙幅を肥やすためにエッセイでも書いてくれと言われ、当時読んでいた多和田葉子の小説からたらたらと書きました。またインドに行きたいな。読…

真夜中どこにも行かない、行けない。そしてどこにも行けないあなたに。

以前書いた「P.E.F.」の続編です。続編は前編を台無しにしなくてはならない、と勢い込んで書きましたが、縦書きで書いたので横書きにうまく変換できていないかもしれず、その点はご了承…

大江健三郎の小説を読んでいて、自分もこうやって暗くおどろおどろしい自分の内面を掘り下げるような小説を書いてみたいなと思いました。自分の内面に潜むリヴァイアサンをおびき寄せるには、…

幼い頃から"大人"に嫌悪感を抱いていた主人公は、図書館で出会った"柊"という少女に強く惹かれる。 柊に問いかけられた"大人とは何か"という問いに向き合い、主人公なりの答えを見出し…

魔法の登場により、日本は世界から離された。世界が魔法によって新時代に突入するなか、日本だけが旧時代の様相だった。日本に暮らす高校生、千巻 藤糸郎（チマキ トウシロウ）は世界の王で…

田舎の小さな村を舞台に、二人の友情と成長を描いた。

これは、なんてことない少女達の物語。 あなたの街の、とある地域にいるかもしれない。 少女達が人知れず紡いだ、たった一度きりの青春群像劇。 ※連作小説形式