「手紙」を含む小説

ある者の元に差出人不明の手紙が届いた。 手紙の指示では、この手紙にあなたの知る噂話を一つ加えて、一人の人間に送れ。 だが彼は指示に逆らい、不特定多数の者に噂話を広めた。 彼がいな…

　高校卒業寸前を迎える頃、家族に手紙を書くことになりヨミは同居人である降魔に書こうと考えていた。 　しかし、降魔は人間ではなく魔法界から来た魔法使い。人間では考えられない超常現…

幸せにならなきゃいけない人生ってしんどいな そんな風に思っている方に向けて「兄弟、楽に行こうぜ」と、したためた手紙です。 2020.5/8　追記 書き始めて一年余り、自殺だ…

【2024.4.29完結しました】 SNSの時代に、手紙で多くの人とやり取りをするリリーの祖母・アン。 ある日、リリーは祖母に、文通をする相手について問いかけると、彼女は昔出会…

　高校生になって三か月。鳥谷寿人は気の合う友人もいて、家族仲も良好。成績も悪くない、等身大の高校生活を送っていた。そんなある日、クラスメイトの絵川小鹿から手紙を渡され、放課後に残…

30になるまで一度も恋愛とは無縁で、アニメやゲームなどのオタク活動をしていた。 オタクなのもあり、周りからは距離を置かれて今まで一度も彼女が出来た事がない。 本人も最初は焦っ…

【9,000PVありがとうございます！！】 　事の発端は、とある1通の旧友の手紙から始まる。 　ただただ国家の汚れ仕事を恩人の為にと、自身の母親代わりたる女王陛下の為に心身共…

ある日、長く平和が続いた蟲人族の国で血が流れた。何の前触れもなく突如として王都に姿を現した〝それ〟に多くのものを奪われた女王は、一縷の望みを託して手紙を海に流した──。 やがて…

　そこは架空の大正風異世界にある、大日本帝国。国を治めるごく少数の華族は、その九割が吸血鬼だ。だが、多くの平民である人間はその事を知らない。世界は吸血鬼が治めているが、そのことを…

日比野幸(ひびのこう)は、女神サンラアキアにより異世界アルデバルドに召喚される。 召喚された幸は、セーゼルス国のココリア大草原で目覚めた。 すると空から手紙が落ちてくる。それは…

春子は葉子に手紙を送る。それは、死んだ皆を埋めるための作戦書だった。

　あれは本当に自殺であったと思いますかーー 　有川千明から一通の手紙が届いた。千明の手紙には、七年前に内定者研修合宿所で起きた金子社長の自殺に疑念を感じていることが綴られていた。…

円環の聖女によって結ばれた四聖の和合。 その誓約によって守られるマルクト国は緑のベルデ、赤のロホ、白のブランカ、青のアスールの四つの領地からなり、四人の領主による合議制で治められ…

結婚にともなって引越しをする中で、彼の荷物から出てきた古い手帳にはさまれた一通の手紙。 桜色の封筒に女性らしいきれいな字で「親愛なる先生へ」と書かれていた。 彼は高校教師で、…

憧れだった王国騎士団に入り、王都に住み始めたディスミー。 それからメキメキと実力をつけていき、恋人もできて仕事もプライベートも充実していた。 だが彼女の実力に嫉妬した他の団員…

フィンディル様の自主企画「あなたの小説の方角はどちら？」のために書き下ろした掌篇小説です。 すでに一作応募させていただいているのですが、どうしても「西かつ東」という超難関な方角…

「せんせ、あのね」 高校の卒業式が終わったあと。こんな言葉から続けて彼女は住所を教えてほしいと頼んできた。今年送った年賀状は駄目になったとか。 また来年の年賀状のためだろう。そん…

ネット社会。 ネットの中には悩みがいっぱいだ。 そんなネットに落ちている悩みにフォーカスし返答する物語です。 君は、この事にたいして悩んでるんだろう。 そう 私も、同じく…