概要
今日も一通、あてのない手紙を送る。
幸せにならなきゃいけない人生ってしんどいな
そんな風に思っている方に向けて「兄弟、楽に行こうぜ」と、したためた手紙です。
2020.5/8 追記
書き始めて一年余り、自殺だけでなく、広く死について扱うようになりました。宛名のない、瓶詰の手紙は、書き手が死ぬまで増え続けることでしょう。
そんな風に思っている方に向けて「兄弟、楽に行こうぜ」と、したためた手紙です。
2020.5/8 追記
書き始めて一年余り、自殺だけでなく、広く死について扱うようになりました。宛名のない、瓶詰の手紙は、書き手が死ぬまで増え続けることでしょう。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★ Good!安楽死の必要と健康な自殺
まさに私と同じです。心はしっかりしているし体も鍛えています。自死はできるうちにやらないとできなくなってしまう。
逆説的にそのためには健康が必要。
私は鬱などで反射的に命を絶つのは良い選択ではないと思います。しかし死は人生の最後であり嫌でも到達しますから自分の望むような死を迎えるのは本来なら人生計画で最も重要なことと考えてます。しかし一般的に死を考えるのはタブーなのでせいぜい生命保険くらい。あとは神任せ。
もっと死を見つめるべきと思いますが大声でいえることでもありませんね。
私も自分の死への意見をカクヨムで乗せようかとも思いましたが
賛同者が出るのも困るし影響を受けて逝ってしまう人が出ると嫌…続きを読む - ★★ Very Good!!死が世界を覆いつつある今だから
死をめぐる思索のつづれ織りのような文章の積み重ねはどこから読んでも一貫した軸があります。ありがちな古今東西の名言や宗教本からの引用の羅列などはなく、すべて自身の言葉で書かれています。
それゆえに全体を通して文章に「乾いた誠実さ」を感じるのです。大きな主題にも関わらず、読者との程よい距離を保ちつつ淡々と続きます。かつて志願者であった私にはそれが好ましい。
生に、性に、金に、人にそして読者にすら、すがることなく死を見つめ、それでいて友へ真っ直ぐに語りかける姿勢。
改めて投稿開始時点での文章を振り返ると、回が進むほどに「私」という主語が希薄になっていることに著者ご自身の深化を感じました。
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