まさに私と同じです。心はしっかりしているし体も鍛えています。自死はできるうちにやらないとできなくなってしまう。
逆説的にそのためには健康が必要。
私は鬱などで反射的に命を絶つのは良い選択ではないと思います。しかし死は人生の最後であり嫌でも到達しますから自分の望むような死を迎えるのは本来なら人生計画で最も重要なことと考えてます。しかし一般的に死を考えるのはタブーなのでせいぜい生命保険くらい。あとは神任せ。
もっと死を見つめるべきと思いますが大声でいえることでもありませんね。
私も自分の死への意見をカクヨムで乗せようかとも思いましたが
賛同者が出るのも困るし影響を受けて逝ってしまう人が出ると嫌なのでかいてませんけどね
死をめぐる思索のつづれ織りのような文章の積み重ねはどこから読んでも一貫した軸があります。ありがちな古今東西の名言や宗教本からの引用の羅列などはなく、すべて自身の言葉で書かれています。
それゆえに全体を通して文章に「乾いた誠実さ」を感じるのです。大きな主題にも関わらず、読者との程よい距離を保ちつつ淡々と続きます。かつて志願者であった私にはそれが好ましい。
生に、性に、金に、人にそして読者にすら、すがることなく死を見つめ、それでいて友へ真っ直ぐに語りかける姿勢。
改めて投稿開始時点での文章を振り返ると、回が進むほどに「私」という主語が希薄になっていることに著者ご自身の深化を感じました。
もちろん読む方の中には反論、反発もあることでしょうが、死が普遍的であるように年齢性別を問わずこの中のいくつかは必ずや読者の琴線に響くことでしょう。
お勧めです。