「思い出 非日常」を含む小説

　現代異能TRPGの金字塔、ダブルクロス3rd。これはそのリプレイ小説。 　舞台は地方都市・御久里坂。 「なくしものが見つかる不思議なアプリ」の噂が流れるこの街で、秘かに行われ…

　高校二年生である唯斗と苗島は、ある日ひょんなことから人魚姫を釣り上げてしまう！　 しかし、人魚姫は海に帰ろうとしない。人魚姫とはいったいなんなのか？　偶然から始まる、二週間の非…

悪魔と名乗る美女デイモン、彼女はある理由から人間界にやってきた。 そんな彼女と偶然居合わせた俺は、限られた一ヶ月を彼女と過ごすことになる。 彼女と過ごす日常は、考えたこともない…

一つの物語の終わりは、同時に新たなる物語の始まり。 生き続ける限り、物語は永遠と紡がれ続けるのだから。 高校の新入生レクリエーションに向かっていた途中、突如異世界へと召喚され…

「正直、航平は嫌いじゃないわよ？ 　けど航平のお父さん、いつも家にいるじゃない？ 　やっぱり付き合うなら、そういう家の人は嫌でしょ？」 　高一の夏。 　１学期終業式終了後に、思…

　かつて事故で亡くなった家族の霊が、この世への未練から幽明境を彷徨った挙げ句、それぞれ等身大のリアル人形に憑依。再び現世で暮らし始めました。 　これは、そんな『人形家族』の非日常…

ありふれた日常の話の様で非日常的な、まじめなようでまじめじゃない、そんな話

「俺があなたを守ります」 それは、幼い頃に交わした約束。 人外のモノを引き寄せてしまう体質の少女、真白は、昔からある悩みを抱えていた。 それは自分の厄介な体質のこと……ではなく…

あらすじ 小さな田舎町でとある喫茶店にバイトの応募をした大空（そら）一見普通の喫茶店かと思いきや中には貫禄のあるマスターに記憶喪失の幽霊大樹に喋る猫、小太郎、それに自身を死神だと…

♢あらすじ♢ 丘山皆絵（おかやまみなえ）は文芸部に所属する高校2年生。 25年続いてきたというこの部も、いよいよ4人だけとなってしまう。 つまるところ廃部の危機だった。 家族と…

「春なんて嫌いだ。」真白 灯夜はそう呟く。 ある春の日を境に天崎 奏音が思い出の存在になってしまったから。 ─「私はずっと傍にいるよ。」遠く聞こえるその声は。

縁日の的屋で、僕と姉は河童と人魚を手に入れた。可愛がっていたけど、家で飼うには、少し大きくなり過ぎてしまって……。

都会での仕事に疲れて、ふと祖母の住む田舎に足を運び、転寝をしていると、夢か現か、幼い頃の思い出が蘇った。 それは、現実世界に重なっている、もう1つの透明感の有る世界。 誰かに話し…

登場人物紹介 主人公、大智 大智の父、亮 大智の母、由美子 大智の兄、千陽 いつもお母さんに除け者にされていた主人公の少年は大好きな兄と大喧嘩をした。その先に待ち構えるものは…

「たまには歩いて帰ろうか」 そう言ってわたしたちが、手を繋いで並んで帰ったあの日の思い出を切り取った、エッセイ風フィクション。 ※この作品はDISCORD文芸部の《『駅…

一番線にまつわる少年の思い出。日常に流されて消える、非日常の話。短篇です。

お盆の終わり、それは帰省先からのＵターンを意味する。

もう二度と一緒になることはない昔の仲間たち。４人で過ごした一瞬がよみがえり、当てもなく仲間たちを捜し歩く。現実と非日常が交叉する空間に迷い込んだ主人公。

「ブシ先生！好きです！」 いつものあいさつ、いつものいなし。 凍り付いた時間は、彼女の「憑依」からはじまる。 教師が取り出し、なぞをかける「白いハンカチ」は、いったい何を意…

とあるエッセイを読んでいて、祖母のことを思い出してしまいました。記憶の蓋は一度開いてしまうと、なかなか閉まってはくれません。いろいろな思いが、奥のほうからどんどんと溢れ出して止ま…