大切な人

コーヒー牛乳

第1話 日常

僕には2歳上の兄ちゃんがいる。

兄ちゃんは、勉強も出来て、運動神経も良くてとにかくかっこいいんだぞ!だけど僕は勉強は少し苦手で、運動は好きだけどちょっと失敗する事があるけど、すぐ兄ちゃんに、追いつけるだぞ!


お母さんはお兄ちゃんをよく褒めている。僕も早くいっぱい褒められるようになりたいな。

お母さんはちょっと怖いけど、優しくて安心しする、大好きなお母さんなんだ!


お父さんは、消防官でお家にいないことが多いけど、休みの日にはよく遊んでくれる、その時は必ず兄ちゃんとお父さんと僕で野球をするんだ!!

その野球はすんごく楽しい

だからお父さんの休みが早く来ないかとたまに待ちくたびれる事もある。


早くお父さん休みになんないかな?


ねね兄ちゃん公園に遊びに行こう、


いいよ、大智、今日は何をする?

そう言って兄ちゃんは優しく笑う。



うーんとね、うーんとね、そうだ!

キャッチボールの練習してお父さんをびっくりさせよう!!


そうしようか!!

兄ちゃんはその言葉を聞くと優しく微笑んで返事をしてくれた。



それを見ていたお母さんは、ちょっと不機嫌そうだった。



公園にて


兄ちゃん僕から投げるね!

行くよ!


おん、どんと、こい!!


次兄ちゃんね!


ほら行くぞ大智


おーらいおーら(トス


兄)ナイスキャッチ


それを繰り返す間に五時になっていた


そろそろ帰らないとな、大智今日だけで俺より上手くなったんじゃないか?


そうかな?!


えへへ、お父さん喜んでくれるかな?


きっと喜んでくれるさ


兄ちゃんは優しく微笑み2人で手を繋いで家に帰った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

大切な人 コーヒー牛乳 @Tomo0416

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ