「御伽」を含む小説

それなりに昔にダンジョンが出現し亜人が普通に存在するようになったそんな世界であるひ「彼」は『毒虫』になった。 これは人を辞めた何処にでもいる有り触れたダレカのドラマ。 主人…

「この旅路はいつか御伽噺となるだろう。勇者物語のような名前となって」 その世界は、異種族と人。科学と魔法がごちゃまぜな世界。 ただ、この世界を「ファンタジーの世界」と呼ぶには…

主人公である大学生、神々龍太はこの世のものではないものたちが見える。それはなんなのか。それは龍太君にも分からない。 そんな龍太はある少女と出会う。 シリアスあり！コメディ(?)あ…

　一話あたり1〜3分くらいで読めるショートショートの話を目安に投稿します。 【目次】 第一話『死の舞踏』 第二話『幸せの箱』 第三話『親切な泉の精霊』 第四話『レプリカ』 第五…

　遠い北の方にある緑豊かな王国・メッツァ。この国の民たちは雄大な森の幸を受け、森と共に生きてきた。王女・ヴィヒレアはメッツァの森が大好きで、森の動物たちとも仲良く生活をしていた。…

ある大地の大国、アルガリア王国の第2王女、エリーゼは何一つ不自由の無い窮屈で退屈な己の人生を嘆きながら、日々を淡々と過ごしていた。 「御伽噺に出てくる、あの優しい泥棒の様な人が…

不帰の森──。 魔獣やモンスターが跋扈する凶悪な森。だが真なる脅威はそれではない。ソレは森の最奥に存在する。 子供の頃から聞いてきた御伽噺の一節だ。 仲間に捨てられ、意趣返し…

悪魔が跋扈する世界。四大国ルグリッド公国に語り継がれる「金色の狼」の御伽噺、1人の少女の悲劇を絡ませながらその御伽噺が真実に変わり悪意に牙を剥く。

＜読み切りファンタジー小説＞ 『御伽』。吸血鬼、鬼、ウェアウルフ、オーク...妖怪や悪魔などといった人ならざる者は総じてそう呼ばれていた。だが御伽と一言に言ってもその種族は様々…

数年前の夜明け前に見た不思議な夢のお話です。 御伽噺のような展開が印象的でメモを探しましたら元原稿を発見ーー再編集して超ショートショートの短編にしました。 【あらすじ】 夢なので…

アルディア王国の第一王女アリティアは、行方不明になっていた飼い猫であるルタを王都で見かける。飼い猫を追いかけている内に、アリティアは不思議の国に迷い込んでしまう。 飼い猫を見つ…

とある地方都市にある 「宵の森」は時に「迷いの森」となる。 悩みや心配事を抱えた人たちは、誘われるかのようにその森に入り、彷徨う。 そして出会う、迷いを解き出口へと導いてくれる存…

1000年前、人類は宇宙へ旅立った。 銀河の果て、そこには我々とは別の人類が存在した。 獣人、エルフ、ドワーフ、御伽話や創作で見たような彼らは宇宙から伝わって来たものであった。 …

物心ついてすぐスラムに捨てられた、ナナシ。 凶星たる魔王の持っていた黒髪黒目を生まれ持ったナナシは、毎日毎日ギリギリのところで生き抜いていた。 痛みすら感じなくなった頃、いつもの…

いくつかの御伽噺、ある一人の少女、ある一人の可哀そうな少年たちの物語

高校生である彼女は虐められていた、精神的にも肉体的にも追い詰められた彼女は死を望んでしまう。 いつもは開いていない筈の屋上にふらりと迷い込み、出会ったのはなんと「自称魔王」の謎…

“なんで無視するんですか” そう書かれたノートから顔を上げると、そこには頬を膨らませて怒りを顕にする幼馴染の姿があった。 姫榊琴歌──長い金髪に青い瞳、清楚な仕草、上品な言葉遣い…

人外と人間の話。

この世の若人には呪（しゅ）がかけられている。 しかしその呪は強弱や、効果もさまざまで実に面倒臭い。 だが、愛する者からその呪をお互い取り除ければ、もう人と違うことに苦しまずに済む…