「失念」を含む小説

「もう男なんて絶対に信じないッ！！！」 ビール片手にそう叫ぶ私浅間　茜(あさま　あかね)。付き合っていた男に裏切られた私は親友で幼馴染の東堂　百合花(とうどう　ゆりか)の部屋で…

　わたし、マリア・アラトルソワは、乙女ゲーム「ブルーメ」の中の悪役令嬢である。 　十七歳の春。 　前世の記憶を思い出し、その事実に気が付いたわたしは焦った。 　乙女ゲームの悪役…

学校の屋上で目覚めた戦場犬助は、二人の女子から突然「どちらと付き合うか」、などという究極の質問を突きつけられる。 「何がどうしてこうなった」。ここしばらくの記憶をほとんど失った犬…

元々はオムニバスとして書いていました 『王様の無知はロバの道』⇩ https://kakuyomu.jp/works/16818093084549100432 コンテスト用に抜…

　過労でこの世を去った男が転生の際に望んだのは、人手を増やす多重影分身の術。 　異世界にて貴族の四男坊に生まれ変わった男、アーロイースは意気揚々とスキル【ドッペルゲンガー】を使う…

現在保険外交員をしている、篠山さくらであったが、学生時代に、小説を書いていた。五分前、五分後のオンナというものをテーマにしたものだったが、そのテーマが、起承転結の、転のあたりで、…

　闘病生活を送りながら執筆する女性作家、東谷あいりには、想いを寄せる男性作家がいた。彼女は彼に想いを伝えることなく死んでしまったが、どういう訳かその男性作家が執筆している、…

少女は放課後、不思議な少年に出会う。 大切な人を思い出せないのは、罪なのだろうか。

　もとはお題が「犬」のとある短編コンテスト応募作。 　お題が「犬」ですが、オカルト脳なのでどうしてもそっち系の方に思考が向いてしまい……でも、以前に犬の妖怪「送り犬」は書いてしま…

【抜粋】 「せっかく山内さんががんばってくれたのに、あんまりですよね」 おどろいて振り向くと、同僚の吉野由利さん(24)が立っていた。 「サラリーマンなんで、仕方ないです。出来る…

楽な人生を望む主人公に届く広告。 そこには人権を手放して10億を手に入るとのこと。 さっそく人権を手放した主人公は10億を手にして……！？ ↓前回の投稿↓ 『故人情報バイヤ…

死んだ人の情報を売ってお金を稼ぐ。 そんな錬金術をひらめいた主人公は大儲け。 あるとき、更に大口の依頼がやってきて……？ ↓前回の投稿↓ 『死人投票権が認められた世界』 ht…

タイトルは、ただのダジャレで、そこまで深い意味はありません。 全然すごくないじゃないか！ すみません。ノリと勢いだけで名付けました。 出典を失念してしまいましたが、ドイツの…

今年も残りわずか、仕事納めした方も多いと思います。でも、誰かがのんびりしているときに、忙しく働いている人もいる。そんな方々のお陰で社会は成り立っています。感謝の気持ちをたぷたぷに…

　忘れられたら、死んでしまう。それだけ分かっていれば、後はどうでもいいです。どうせまた、忘れるだけなんですから。

　昔に何かの短編コンテスト用に書いた作品ですが、作者にも意味が分かりません。一応、現代ファンタジーにジャンル設定しましたが、合っているのかも不明です。 　ちょっと文字数が少なすぎ…

岐崔動乱から四年。ようやく官位を得た文輝は武官としての任に励んでいたが、ある朝、不思議な伝頼鳥が届く。そこには湖水の向かい・沢陽口の城郭に異変が起きていると記されているが、誰が発…

200X年頃の三月のある日、卒業(修了)する情報工学系の大学のラボを片付けて、学友としゃべったりする「僕」の話。 拡散する種、めっちゃ難しいお題だったので、ありがちとは思いつつラ…

予備校や塾での英語や数学、それに物理を教える講師生活から、大学での行政法の講座を担当するきっかけとなったのが、京都を舞台にした小説【古都にくちづけ】を書き上げ出版したことでした。…

セミタイトルが〈大学病院の医療ミスを追う、二組の男女の愛の形〉ということで、団塊の世代が主人公のラブロマンですが、大阪にある旧帝大病院の医療ミスの解明もテーマになっています。二人…