すごい語彙

タイトルは、ただのダジャレで、そこまで深い意味はありません。

全然すごくないじゃないか！

すみません。ノリと勢いだけで名付けました。

出典を失念してしまいましたが、ドイツのある地区の炭鉱労働者たちと、その家族の使用語彙を調査したところ、およそ400語だったそうです。

つまり、我々人間は、ある環境下では、たった400程度の語彙で、生活ができてしまう。彼らはそれだけの語彙で人生を完結できてしまっていた。

それが幸福かどうかは、その人次第であって、そう簡単に断ずることはできません。

ただ、いまの私たちにとって、語彙力の格差というのは、良い意味でも、悪い意味でも、人生に大きな影響を与えます。

18歳で国文学への道を志し、以降、30年以上、国語教育と関わってきました。

語彙の問題ひとつ…続きを読む