「噂は噂」を含む小説

※書籍発売中、Ⅰ巻は構成変更し、大幅改稿してありますのでご注意を！ 戦時中に結婚した子爵令嬢バイレッタは、顔も見たことのない夫がいる。 ガイハンダー帝国陸軍騎兵連隊長アナルド＝ス…

クレオア王国の末の姫リゼリアは魔力を練ることができず、魔法が使えない。夫に魔力を分け与えることが妻の務めとされるこの国で、リゼリアは無能の姫なのである。 嫁ぎ先がないとされてき…

あのね、これは噂……いや、噂でもないんだけど……。キタガワさん──スキヨおばあちゃんにね『好き』って言われた人は死ぬ、って話があって──。

私、アリエッタは魔術師の名家であるルシフォル家の三女。刻まれた魔術式は「転移術」でした。両親は期待を寄せたけど、とある事件をきっかけに私は「冒険者の宿屋さんになりたい」と言いまし…

不定期に連載します。見切り発車です。 ———————————— 山田が通う、福北大学の一角には、願掛けすると恋が叶うとされる「恋結び地蔵」があるという。 白准教授は自分の民俗…

アース・スター大賞　金賞受賞　となりましたのもこの作品を読んでくださった皆様のおかげです。御礼企画として番外編の連載を開始します！どうぞよろしくお願いします。 カステヘルミは公爵…

　冒頭の某有名推理作家（湊○○○）氏の挑戦状は、まあ、冗談だと思って読み流して下さい。いやいや、これでも、結構、本気なんですが……。 　この話は、今から２０数年前に、北陸の地で…

千奈美の友人、ゆみはウワサ話や不穏な炎上ネタが大好きなろくでもない友人だ。自分には全く関係がない事……そう思いつつもなんだかんだでゆみが教えてくれる話に興味を持ってしまう千奈美だ…

　中学３年の早瀬霞（はやせ　かすみ）は毎夜同じ夢を見る。城北門校の制服である紺のブレザーを纏った少女が巨大な龍や鳥と戦っている。そして最後には必ず「あの子を間違った道に行かせない…

とある私鉄の四号車の噂…。聞いた事 ないですか？私が高校生の頃には結構 メジャーな怪談だったんだけれど。 だから私、学校に行くのに四号車に乗るの 極力避けていたんだから…でも、気…

　都市伝説と言う言葉が一般的になって間もなく、高校生の間ではある噂が広まっていた。 　一見すると普段通りの教室、それでも誰もが違和感を覚える。 　そんな中、突然知らないクラスメイ…

毎週金曜日の朝、あなたの学校の秘密が明らかになり、すべてを揺るがすとしたら？その暴露が、あなたたちの中の一人から来ているとしたら？影の支配者のように、すべてを観察し、操り、最も予…

　『共和国』と呼ばれる国の東の果て。 　『帝国』と呼ばれる国に接したその辺境に。 　その修道院は存在する。 　白亜で拵えられたこの修道院は、しかしその外観に反し、ルーフス《赤い…

　完全に私見です。にわか知識で書いている事もしょっちゅうあります。自分と意見が違うからと言って攻撃するタイプの方の閲覧はご遠慮願います。 ※連載小説開始を契機に『いきなり小説は…

＊アルラウネの少女が森の中に来た人をアドバイスして導くお話＊ 　樹海の最奥には──“華の精”と呼ばれる『魔王』。 　その裏ではこっそりと、人の動向を観察するちょっぴり変わり者…

Parallel world in Hyogo　何かとお騒がせの兵庫県に纏わる少し時間軸が近いパラレルワールドの出来事。登場人物などはフィクションです。エリート街道の終活に想定外…

高校生になる前、それぞれの事情で傷ついてきた哲也と沙也の二人は、互いを支えにして高校生活を送ってきた。 その最後の年に突然哲也に関する噂が暴走を始める。その事に事実を唯一知って…

正しい記録をつくるため、香蘭は今日も奔走する。 史官の仕事も、楽じゃない。

丑三つ時に特定のチャンネルに合わせると、ラジオから死者の声が聞こえてくる。話ができるわけではないが、チャンネルに合わせた人に関係する死者の思い出が聞ける。そんな噂を聞いた真鍋和臣…