いきなりエッセイ

江良 壮

第1話 自己紹介

 初めまして。私の名前はDB1000(ディービーセン)と申します。エッセイなんて物はざっと十年は書いてないので、読んでもらえるような物が書けるかどうか分かりませんが、ひとつよろしくお願いします。

 

 さて、DB1000という名前でピンと来た方もいらっしゃるでしょうが、私は俗に言うデブ専です。もう少し柔らかく言うと豊満女性好きですな。まぁ、どう言おうが中身は一緒です。

 

 このように、言葉はいろんな人たちの思惑によって姿形を変えていきます。LGBTにしても当人たちの意向に関係なく勝手なレッテルとして作成されたようです。考えてみればたった四文字に性的マイノリティを押し込めたのですから括られた方はたまったもんじゃないでしょう。

 

 言葉狩りなんて物が流行って、TVなどでも不適切だのなんだのって揚げ足取りばかりしている感じがしますね。

 与党側にいるとちょっとした発言でクビになったりします。身内の集まりで場を温めようと軽い挨拶で発した言葉をどこで聞きつけたかマスコミが騒ぎ立て、鬼の首でも取ったように野党が追及する。そんなんええから早う不景気をどうにかせぇや。

 

 野党側にいたら謝罪だけで済むが、与党側にいたら辞めなきゃ収まらない。もうこうなったらどんな会合でも挨拶頼まれたら「こんばんわ」だけで済ませるしかないな。そうすると支持者に「つまらんおっさん」と小馬鹿にされ、愛想を尽かされる。

 

 国際子ども平和賞で日本人の高校生が選ばれたようで、スピーチを聞きました。議会で寝ている議員を見て失望したという発言がありましたが、あれはどうなのでしょう?

 それこそマスコミの思う壺なのではないでしょうか? 居眠りを映す事は正義である! と、太鼓判を押すようなものです。だからこそあのスピーチをマスコミが取り上げるのでしょうが。

 

 マスコミにしてみれば、国会中継で寝ている議員をカメラに収める事なんて造作もないことです。それで国民が憤慨してくれればマスコミは視聴率が稼げてウハウハ。そして我、正義なりと胸を張れるのです。

 

 国会中に寝てしまう議員の肩を持つつもりはありませんが、あの姿をTVで垂れ流すマスコミにこそ歪んだ何かを感じざるを得ません。おそらく怒れる視聴者とは全く違う事を考えていると思われます。

 

 国会中継、やんややんやと紛糾している場面は盛り上がっていて良いですが、淡々と議会が進んでいる場面は視聴者にとっては退屈な時間です。そんな時、寝ている議員を映す事で視聴者がチャンネルを変えないようにしているに過ぎないのです。

 

 最近は下火ですが不倫報道もそう。芸能人の尻追っかけるのはリスクが少ないからね。ローリスクで視聴率が稼げるんだからマスコミが不倫を扱うのは当然である。

 芸能人が不倫しようが何しようがどうでも良いはずなのに、自分の事のように怒り狂う層がいるからマスコミは毎日芸能人やスポーツ選手のケツを追い回すのでしょう。

 

 と、まぁこのように、かなり歪んだものの見方をするおっさんでございます。

 

 ちなみに私の座右の銘は「一貫性より柔軟性」です。たとえ、私の発言に矛盾を感じても、日々の変化だと思って下さい。

 さっきまで日が当たってたのに雲に隠れたじゃないかと文句を付ける人はいないでしょう。その程度のものなので気になさらず。

 一貫性なんて人生を束縛するだけで邪魔になるだけです。生物は強いものではなく、変化できるものが生き残るのです!

 

 老害にならないように若者の斬新な意見にも耳を傾けられるようになりたい。さらに柔軟に生きていこうと思うDB1000なのでした。


※現在は江良壮という名前で活動しています。

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